執筆者:水口貴博

成績が上がる30の勉強法

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基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。

基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。 | 成績が上がる30の勉強法

大学受験では、早く志望校が決まった人ほど、合格率も高くなる結果があります。

事実、本当です。

合格に必要な科目がわかり、早い段階から試験対策を進めることができますから、合格率も高くなります。

受験日までに必要な勉強を絞ることができるので、エネルギーや時間も無駄が少なくなります。

虫メガネのように、集中とエネルギーは一点に絞るほど、高い効果を発揮します。

自分の進むべき道を決めることで大学が決まり、進むべき大学が決まることで必要な勉強がわかります。

さて、ここからが本題です。

勉強以上に大切なことが、そろそろ見えてきませんか。

あなたは「将来、何がしたいのか」という人生の大きな目的です。

何がしたいのかという目的がなければ、必要な職業や道もわかりません。

進む道を選べなければ、行くべき大学もわからず、必要な勉強もわかりません。

広く浅くという勉強では、勉強量が膨大になるためスコアが取れず、逆にどんな試験にも合格できなくなります。

まず、自分について徹底的に考えます。

「英国理数社」という基本5科目より、はるかに重要な科目があります。

「自分」という勉強です。

自分の好きなこと・やりたいこと・夢を、はっきりさせることです。

夢を紙に書き、明確にして、夢を達成するために、必要な目標を掲げます。

早く大学を決めることができ、勉強における必要な科目を絞れます。

ゆえに、合格率も高くなります。

合格する人は、自分の人生の目的を語ることができます。

私が小学生のころ「動物博士」と呼ばれる友人がいました。

実家が魚屋さんで、小さなころから生き物に触れているため、魚のみならずさまざまな動物に興味を示して、本を読んでいました。

結局その人は、今、動物病院の先生になっています。

早い時期から「動物に関わる仕事がしたい」夢があったので、必要な勉強を絞ることができ、ストレートで大学に合格しました。

動物病院の先生になるという夢を達成することができたのです。

成績が上がる勉強法(8)
  • 「将来何がしたいのか」という夢を、決める。
勉強は、夜より、朝する。

成績が上がる30の勉強法

  1. 「ノートに書く1時間」と「記憶に集中する1時間」は、まったく別物。
  2. アウトプットは、インプットが大前提。
  3. まず1冊の教科書を使って、徹底的に勉強する。
  4. どんなに古臭い本でも「王道」と言われる本を1冊は持っておくこと。
  5. 勉強には、王道の5段階がある。
  6. 歴史は、漫画を読んで流れをつかむ。
  7. 100点を目指さない。
    90点も取れれば十二分。
  8. 基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。
  9. 勉強は、夜より、朝する。
  10. 本当に勉強ができる人は、ノートを取らず、教科書に書き込む。
  11. ノートオタクにならないこと。
  12. 勉強に、生理現象の我慢は禁物。
  13. 効果的な勉強に「音読」は当たり前。
    勉強の達人は「立って音読」をする。
  14. トイレ・お風呂・自室の壁を、最大限に活用する。
  15. 区切りや制限時間を作ると、頭がしゃきっとする。
  16. 試験日は、最初に決めてしまう。
  17. 勉強にお金を惜しむと、成績が伸びない。
  18. 予習より、復習に力を入れよう。
  19. 重要な情報は、もったいぶらずに共有する。
  20. 質を求めた勉強は失敗する。
    スピードのある勉強が成功する。
  21. 復習効果を倍増させるには「1人授業」が効果的。
  22. 睡眠時間を削ってまで、勉強をしない。
  23. 勉強のできる人は、パンよりご飯を食べる。
  24. ガムを噛めば、頭の回転がよくなる。
  25. テストの復習をする最もよいタイミングは、受け終わった直後。
  26. 必要な科目が決まったら、必要ない教科は徹底的に捨てること。
  27. 疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。
  28. 「鉛筆とノート」より「ボールペンと紙」のほうがいい。
  29. 音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのか。
  30. 合格した後の自分を想像しながら、勉強する。

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