執筆者:水口貴博

成績が上がる
30の勉強法

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重要な情報は、
もったいぶらずに共有する。

重要な情報は、もったいぶらずに共有する。 | 成績が上がる30の勉強法

ときどき、自分の知っている勉強情報を、他人に教えない人がいます。

たまたま、自分が見つけたわかりやすい問題の解き方、考え方、ためになる参考書、重要な受験情報などです。

大切な情報をほかの人に教えると、ほかの人に真似されてしまい、おいしいところを持っていかれるような気がします。

教えた人の成績が上がってしまい、逆に自分の順位が下がってしまうという不安があるからです。

もし、同じクラスで成績を競い合うとき、たしかにほかのクラスメートの成績が上がれば、逆に自分の順位が下がってしまいます。

しかし、それでも、情報共有はしたほうがいい。

クラスメートや友人を「敵」と考えるべきではありません。

仲間と考えます。

ほかの人に負けてたまるかと、自分が知っている情報は他人に教えず、独り占めしていては、試験に合格できません。

むしろ、自分の知っている情報は、どんどん仲間と共有し合うことで、結果として自分の成績もよくなります。

友人関係も向上して、成績も上がるようになります。

積極的に、友人ともノートの交換をして情報共有をしましょう。

クラス内で競っても、情報共有することでお互いに成績が上がれば、クラス全体のレベルが上がります。

たとえ、自分の知っている情報をクラス内で共有して、自分の成績が多少落ちたとしても問題ありません。

クラス全体の成績の平均値が上がっているだけです。

仲間意識も向上して成績も上がり、クラスの雰囲気がよくなれば、さらに情報共有が進むことでしょう。

たとえば、友人の使っているノートを見せてもらって、勉強の参考にします。

黒板の説明を書ききれなかったときには、友人からノートを借りて、コピーをさせてもらいます。

またあなたも友人が困っているときには、助けるようにしましょう。

特に共通試験や大学受験など、全国レベルの大規模な試験ほど、自分一人の情報収集では限界があります。

多くの人からの有用な情報を集めて試験に立ち向かえば、有利な状態になります。

たくさんの仲間からの情報収集で、あなたの成績は必ず上がります。

成績が上がる勉強法(19)
  • クラスメートは、敵と考えるのではなく、仲間と考える。
質を求めた勉強は失敗する。
スピードのある勉強が成功する。

成績が上がる30の勉強法
成績が上がる30の勉強法

  1. 「ノートに書く1時間」と「記憶に集中する1時間」は、まったく別物。
    「ノートに書く1時間」と「記憶に集中する1時間」は、まったく別物。
  2. アウトプットは、インプットが大前提。
    アウトプットは、インプットが大前提。
  3. まず1冊の教科書を使って、徹底的に勉強する。
    まず1冊の教科書を使って、徹底的に勉強する。
  4. どんなに古臭い本でも「王道」と言われる本を1冊は持っておくこと。
    どんなに古臭い本でも「王道」と言われる本を1冊は持っておくこと。
  5. 勉強には、王道の5段階がある。
    勉強には、王道の5段階がある。
  6. 歴史は、漫画を読んで流れをつかむ。
    歴史は、漫画を読んで流れをつかむ。
  7. 100点を目指さない。<br>90点も取れれば十二分。
    100点を目指さない。
    90点も取れれば十二分。
  8. 基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。
    基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。
  9. 勉強は、夜より、朝する。
    勉強は、夜より、朝する。
  10. 本当に勉強ができる人は、ノートを取らず、教科書に書き込む。
    本当に勉強ができる人は、ノートを取らず、教科書に書き込む。
  11. ノートオタクにならないこと。
    ノートオタクにならないこと。
  12. 勉強に、生理現象の我慢は禁物。
    勉強に、生理現象の我慢は禁物。
  13. 効果的な勉強に「音読」は当たり前。<br>勉強の達人は「立って音読」をする。
    効果的な勉強に「音読」は当たり前。
    勉強の達人は「立って音読」をする。
  14. トイレ・お風呂・自室の壁を、最大限に活用する。
    トイレ・お風呂・自室の壁を、最大限に活用する。
  15. 区切りや制限時間を作ると、頭がしゃきっとする。
    区切りや制限時間を作ると、頭がしゃきっとする。
  16. 試験日は、最初に決めてしまう。
    試験日は、最初に決めてしまう。
  17. 勉強にお金を惜しむと、成績が伸びない。
    勉強にお金を惜しむと、成績が伸びない。
  18. 予習より、復習に力を入れよう。
    予習より、復習に力を入れよう。
  19. 重要な情報は、もったいぶらずに共有する。
    重要な情報は、もったいぶらずに共有する。
  20. 質を求めた勉強は失敗する。<br>スピードのある勉強が成功する。
    質を求めた勉強は失敗する。
    スピードのある勉強が成功する。
  21. 復習効果を倍増させるには「1人授業」が効果的。
    復習効果を倍増させるには「1人授業」が効果的。
  22. 睡眠時間を削ってまで、勉強をしない。
    睡眠時間を削ってまで、勉強をしない。
  23. 勉強のできる人は、パンよりご飯を食べる。
    勉強のできる人は、パンよりご飯を食べる。
  24. ガムを噛めば、頭の回転がよくなる。
    ガムを噛めば、頭の回転がよくなる。
  25. テストの復習をする最もよいタイミングは、受け終わった直後。
    テストの復習をする最もよいタイミングは、受け終わった直後。
  26. 必要な科目が決まったら、必要ない教科は徹底的に捨てること。
    必要な科目が決まったら、必要ない教科は徹底的に捨てること。
  27. 疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。
    疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。
  28. 「鉛筆とノート」より「ボールペンと紙」のほうがいい。
    「鉛筆とノート」より「ボールペンと紙」のほうがいい。
  29. 音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのか。
    音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのか。
  30. 合格した後の自分を想像しながら、勉強する。
    合格した後の自分を想像しながら、勉強する。

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