執筆者:水口貴博

成績が上がる30の勉強法

27

疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。

疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。 | 成績が上がる30の勉強法

効果的な勉強法のために、少しでも隙間の時間を有効に活用することが大切です。

勉強する場所といえば、まず教室や机などを思い浮かべます。

しかし、私たちの生活の中では、意外な勉強場所があります。

「登下校の道」です。

社会人には「会社へ向かう電車の中」です。

学校へ向かう道は、ただとぼとぼ歩いているだけでは時間がもったいないものです。

目や両手足は忙しいので、教科書を持つ余裕はないでしょうが、肝心の耳は暇を持て余しています。

「耳で勉強する」という考えを持ってください。

暇をしている耳を使って、何か1つでも勉強をすれば、ほかの人より差をつけることができます。

たとえば、英語のリスニングです。

耳で勉強するリスニングなら、登下校の道はもちろんのこと、たとえ満員電車の中でも勉強ができます。

英語のリスニングだけでなく、国語や社会でも、必要な項目を自分の声で録音して、登下校中に聞けば、効果的な勉強になります。

勉強において、耳は見落としがちな感覚器官です。

勉強は、目だけでなく、耳でもできます。

私はよく、読書を耳でします。

本は読むものだという固定観念がありますが、聞いてインプットもできることも忘れないでください。

インターネットで本を朗読したファイルをダウンロードして、散歩をしながら聞いています。

勉強にもなるばかりではなく、運動不足の解消にもなりますから、まさに一石二鳥です。

読書をするときには、静かな場所や机が必要ですが、聞くだけなら場所を問わず、どこでも読書できる画期的な方法です。

ノイズキャンセリング機能のあるイヤホンやヘッドホンを使えば、周囲の雑音も緩和されます。

耳で勉強して感じるのは「疲れにくい」ということです。

目で読書を1時間もすれば、多少なりとも疲れを感じますが、耳で朗読音声を聞く分にはほとんど疲れを感じません。

耳は目に比べ、疲れにくい器官です。

音声を流しておくだけで勝手に読み上げてくれますから、聞いているだけでOKです。

勉強時間、勉強量が大幅に増えているにもかかわらず、勉強による疲れをほとんど感じない勉強法です。

この勉強法を取り入れるだけで、勉強量、勉強時間ともに飛躍的に向上します。

成績が上がる勉強法(27)
  • 耳による勉強法を取り入れる。
「鉛筆とノート」より「ボールペンと紙」のほうがいい。

成績が上がる30の勉強法

成績が上がる30の勉強法
  1. 「ノートに書く1時間」と「記憶に集中する1時間」は、まったく別物。
    「ノートに書く1時間」と「記憶に集中する1時間」は、まったく別物。
  2. アウトプットは、インプットが大前提。
    アウトプットは、インプットが大前提。
  3. まず1冊の教科書を使って、徹底的に勉強する。
    まず1冊の教科書を使って、徹底的に勉強する。
  4. どんなに古臭い本でも「王道」と言われる本を1冊は持っておくこと。
    どんなに古臭い本でも「王道」と言われる本を1冊は持っておくこと。
  5. 勉強には、王道の5段階がある。
    勉強には、王道の5段階がある。
  6. 歴史は、漫画を読んで流れをつかむ。
    歴史は、漫画を読んで流れをつかむ。
  7. 100点を目指さない。<br>90点も取れれば十二分。
    100点を目指さない。
    90点も取れれば十二分。
  8. 基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。
    基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。
  9. 勉強は、夜より、朝する。
    勉強は、夜より、朝する。
  10. 本当に勉強ができる人は、ノートを取らず、教科書に書き込む。
    本当に勉強ができる人は、ノートを取らず、教科書に書き込む。
  11. ノートオタクにならないこと。
    ノートオタクにならないこと。
  12. 勉強に、生理現象の我慢は禁物。
    勉強に、生理現象の我慢は禁物。
  13. 効果的な勉強に「音読」は当たり前。<br>勉強の達人は「立って音読」をする。
    効果的な勉強に「音読」は当たり前。
    勉強の達人は「立って音読」をする。
  14. トイレ・お風呂・自室の壁を、最大限に活用する。
    トイレ・お風呂・自室の壁を、最大限に活用する。
  15. 区切りや制限時間を作ると、頭がしゃきっとする。
    区切りや制限時間を作ると、頭がしゃきっとする。
  16. 試験日は、最初に決めてしまう。
    試験日は、最初に決めてしまう。
  17. 勉強にお金を惜しむと、成績が伸びない。
    勉強にお金を惜しむと、成績が伸びない。
  18. 予習より、復習に力を入れよう。
    予習より、復習に力を入れよう。
  19. 重要な情報は、もったいぶらずに共有する。
    重要な情報は、もったいぶらずに共有する。
  20. 質を求めた勉強は失敗する。<br>スピードのある勉強が成功する。
    質を求めた勉強は失敗する。
    スピードのある勉強が成功する。
  21. 復習効果を倍増させるには「1人授業」が効果的。
    復習効果を倍増させるには「1人授業」が効果的。
  22. 睡眠時間を削ってまで、勉強をしない。
    睡眠時間を削ってまで、勉強をしない。
  23. 勉強のできる人は、パンよりご飯を食べる。
    勉強のできる人は、パンよりご飯を食べる。
  24. ガムを噛めば、頭の回転がよくなる。
    ガムを噛めば、頭の回転がよくなる。
  25. テストの復習をする最もよいタイミングは、受け終わった直後。
    テストの復習をする最もよいタイミングは、受け終わった直後。
  26. 必要な科目が決まったら、必要ない教科は徹底的に捨てること。
    必要な科目が決まったら、必要ない教科は徹底的に捨てること。
  27. 疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。
    疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。
  28. 「鉛筆とノート」より「ボールペンと紙」のほうがいい。
    「鉛筆とノート」より「ボールペンと紙」のほうがいい。
  29. 音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのか。
    音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのか。
  30. 合格した後の自分を想像しながら、勉強する。
    合格した後の自分を想像しながら、勉強する。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION