執筆者:水口貴博

情報を見極める力がつく30の方法

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人間は「限定」に弱い生き物である。

人間は「限定」に弱い生き物である。 | 情報を見極める力がつく30の方法

商売上手な人は、消費者を興奮させる技術を使い、合法な手段で判断を誤らせます。

次のような広告を、あなたも見聞きしたことがあるでしょう。

「期間限定」

「先着10名様限り」

「サービスタイム(18:00~18:15だけ! )」

どれも「限定」です。

制限時間があると、人間は興奮して焦ってしまい、冷静さを忘れます。

人間は、限定に弱い生き物です。

しかし「人間は限定に弱い生き物だ」という事実を頭に叩き込んでおくことは大切です。

そういう生き物なんだと知っておけば、限定手法を使った広告を目にしたとき、いくぶん冷静になれます。

「また限定で商売している。人間は限定に弱いから注意しないと」

そう思うだけでも、違います。

落ち着いた状態で、静かに考えることが大切です。

冷静になれば、一時的な興奮に踊らされた誤った判断もすることがなくなります。

冷静さこそ、判断をするために大切な姿勢です。

自分が今、冷静さを忘れているなと思えば、時間を空けて考えればいいのです。

そもそも人間は限定に弱い生き物という前提で考え、それでも欲しいかどうかを、自分に問うのです。

冷静でも、それでも本当に欲しいと思うものだけを買うようにしましょう。

「冷静さ」は、多くの情報から、大切な情報を見つけるためのキーワードなのです。

情報を見極める力がつく方法(12)
  • 人間は限定に弱い生き物という前提で、買うかどうか、考える。
「欲しい」と思ったら、3日間、時間を空けて考える。

情報を見極める力がつく30の方法

  1. 多くの情報に、溺れていませんか。
  2. 目的意識を持てば、情報に流されることはない。
  3. 世の中の大切なことは、人それぞれ。
  4. 五感を通じて得られた情報が、一番頼りになる。
  5. 資本家は、動物的本能を逆手に取って、消費活動を促している。
  6. 「残り続けているもの」に手を出せば、間違いない。
  7. 世界展開しているものには、外れがない。
  8. 落ち着いた心を取り戻すためには、深呼吸をすればいい。
  9. 大切なことは、失敗しないと見えてこない。
  10. 「早すぎる行動」をする人が、その他大勢から抜きんでる。
  11. いい子ちゃんをやめれば、自分らしい生き方ができる。
  12. 人間は「限定」に弱い生き物である。
  13. 「欲しい」と思ったら、3日間、時間を空けて考える。
  14. 数字のトリックに、騙されない。
  15. 行動をした後悔より、行動をしなかった後悔のほうが強い。
  16. 時代の変化は、テレビを見るより、町へ出かけることでわかる。
  17. 褒められたい気持ちを捨てれば、大切なことが見えてくる。
  18. 人付き合いも、過剰になれば、浪費になる。
  19. 本に限っては、値段なんて気にしなくていい。
  20. 変化する時代に対応できる姿勢とは、謙虚である。
  21. 枯れた技術こそ、安定する。
  22. マスメディアに出ている情報は、すでに時代遅れになっている。
  23. ロボットは、暗記が得意。
    人間は、理解が得意。
  24. 本を読むより、行動するほうが、はるかに重要。
  25. 睡眠時間は、記憶の定着と整理整頓の時間。
  26. 賢くなって、できるだけ安く商品を手に入れる。
  27. 本質は、時代が変化しても、変わらない。
  28. 現場で一生懸命仕事をしていれば、お金に騙されることはない。
  29. 不満や愚痴を言って、初めて本当の改善がなされる。
  30. 本質は、丸印ではなく、ペケ印にある。

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