執筆者:水口貴博

情報を見極める力がつく30の方法

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本質は、丸印ではなく、ペケ印にある。

本質は、丸印ではなく、ペケ印にある。 | 情報を見極める力がつく30の方法

試験問題を解いていると、間違う問題があります。

ペケ印の付いた問題です。

間違った悔しさから、つい愚痴を言いたくなります。

「出た問題が悪かった」

「たまたま」

「重箱の隅をつつくような問題だったから」

試験に弱い人は、間違えた問題を見ようとしません。

だからいつまでも成長できません。

本当は、間違えた問題こそ、あなたが成長するべき本質を映し出しているのです。

模擬試験は、本当のあなたを映し出す鏡です。

自分の得意な分野と不得意な分野が、克明にわかります。

正解した問題より、間違えた問題のほうが、はるかに貴重です。

間違えた部分はどのような内容で間違えたのか、分析することで、本当の成長ができます。

丸印が付いているところは、正解してすでに身についていることですから、復習しても大きな成長はありません。

本当に成長できるのは、ペケ印が付いているところです。

できなかったところを解明し、できるようになるときが、成長です。

間違えた問題を、次から解けるようになるとき「成長あり」と考えることができます。

テストの結果を見て、あなたが見なければならないのは「丸印」ではなく「ペケ印」です。

往々にして私たちは、丸印のほうだけ目を向けてしまいがちです。

ペケ印を見るのは、心が痛み、悲しくなり、ストレスになります。

でも、本当は、間違えた問題があれば喜ぶことです。

自分が成長するべき点が、それだけあるという証しです。

テストを受けた意味は、ペケ印を見つけるためにあるのです。

情報を見極める力がつく方法(30)
  • 丸印より、ペケ印を見る。
まとめ

情報を見極める力がつく30の方法

  1. 多くの情報に、溺れていませんか。
  2. 目的意識を持てば、情報に流されることはない。
  3. 世の中の大切なことは、人それぞれ。
  4. 五感を通じて得られた情報が、一番頼りになる。
  5. 資本家は、動物的本能を逆手に取って、消費活動を促している。
  6. 「残り続けているもの」に手を出せば、間違いない。
  7. 世界展開しているものには、外れがない。
  8. 落ち着いた心を取り戻すためには、深呼吸をすればいい。
  9. 大切なことは、失敗しないと見えてこない。
  10. 「早すぎる行動」をする人が、その他大勢から抜きんでる。
  11. いい子ちゃんをやめれば、自分らしい生き方ができる。
  12. 人間は「限定」に弱い生き物である。
  13. 「欲しい」と思ったら、3日間、時間を空けて考える。
  14. 数字のトリックに、騙されない。
  15. 行動をした後悔より、行動をしなかった後悔のほうが強い。
  16. 時代の変化は、テレビを見るより、町へ出かけることでわかる。
  17. 褒められたい気持ちを捨てれば、大切なことが見えてくる。
  18. 人付き合いも、過剰になれば、浪費になる。
  19. 本に限っては、値段なんて気にしなくていい。
  20. 変化する時代に対応できる姿勢とは、謙虚である。
  21. 枯れた技術こそ、安定する。
  22. マスメディアに出ている情報は、すでに時代遅れになっている。
  23. ロボットは、暗記が得意。
    人間は、理解が得意。
  24. 本を読むより、行動するほうが、はるかに重要。
  25. 睡眠時間は、記憶の定着と整理整頓の時間。
  26. 賢くなって、できるだけ安く商品を手に入れる。
  27. 本質は、時代が変化しても、変わらない。
  28. 現場で一生懸命仕事をしていれば、お金に騙されることはない。
  29. 不満や愚痴を言って、初めて本当の改善がなされる。
  30. 本質は、丸印ではなく、ペケ印にある。

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