執筆者:水口貴博

情報を見極める力がつく30の方法

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褒められたい気持ちを捨てれば、大切なことが見えてくる。

褒められたい気持ちを捨てれば、大切なことが見えてくる。 | 情報を見極める力がつく30の方法

褒められたいために行動すると、良いこともありますが、悪いこともあります。

良いことといえば「人から認められやすい」ということです。

特に、空虚感がある人は、褒められると嬉しくなります。

悪いことといえば「偽りである」ということです。

褒められたいために行動する自分は、自分に嘘をついているということです。

人から褒められるようなことは、人として模範的な行動をしているので「素晴らしい、偉い、すごい」と称賛されます。

自分の特技を生かして、人助けや社会貢献を果たし「素晴らしい、偉い、すごい」と称賛されるなら、まだわかります。

しかし、問題なのは「褒められたいために行動している人」です。

褒められるためにしている行動は、本当の自分ではありません。

残念ながら、褒められたいという、やましい気持ちが裏にあるので、本心ではありません。

本心で行動しているわけではないのに、人から褒められる矛盾があります。

ここの違和感に気づくことです。

自分の心に嘘をつき、褒められたいためにした行動で褒められても、本当の自分ではありませんから「偽り」です。

「人の為」と書いて「偽」と書きます。

それは褒められたいために行動するのは、偽りの人生を歩んでいますよ、ということです。

褒められたいから行動していませんか。

もしそうなら、今すぐやめましょう。

褒められたい気持ちを捨てれば、大切なことが見えてきます。

自分の特技を生かして、人助けや社会貢献を果たし、その結果、褒められます。

本当に大きなことを達成する偉人は、人から褒められるために行動しているわけではありません。

自分の役目、役割を生かしきった結果、人の役に立っているのです。

発明王エジソンは、褒められるために白熱電球を発明したのではありません。

物作りが大好きという自分の天命を生かし、手腕を発揮した結果、白熱電球を発明し、人から褒められるようになったのです。

情報を見極める力がつく方法(17)
  • 褒められるために行動するのは、やめる。
人付き合いも、過剰になれば、浪費になる。

情報を見極める力がつく30の方法

  1. 多くの情報に、溺れていませんか。
  2. 目的意識を持てば、情報に流されることはない。
  3. 世の中の大切なことは、人それぞれ。
  4. 五感を通じて得られた情報が、一番頼りになる。
  5. 資本家は、動物的本能を逆手に取って、消費活動を促している。
  6. 「残り続けているもの」に手を出せば、間違いない。
  7. 世界展開しているものには、外れがない。
  8. 落ち着いた心を取り戻すためには、深呼吸をすればいい。
  9. 大切なことは、失敗しないと見えてこない。
  10. 「早すぎる行動」をする人が、その他大勢から抜きんでる。
  11. いい子ちゃんをやめれば、自分らしい生き方ができる。
  12. 人間は「限定」に弱い生き物である。
  13. 「欲しい」と思ったら、3日間、時間を空けて考える。
  14. 数字のトリックに、騙されない。
  15. 行動をした後悔より、行動をしなかった後悔のほうが強い。
  16. 時代の変化は、テレビを見るより、町へ出かけることでわかる。
  17. 褒められたい気持ちを捨てれば、大切なことが見えてくる。
  18. 人付き合いも、過剰になれば、浪費になる。
  19. 本に限っては、値段なんて気にしなくていい。
  20. 変化する時代に対応できる姿勢とは、謙虚である。
  21. 枯れた技術こそ、安定する。
  22. マスメディアに出ている情報は、すでに時代遅れになっている。
  23. ロボットは、暗記が得意。
    人間は、理解が得意。
  24. 本を読むより、行動するほうが、はるかに重要。
  25. 睡眠時間は、記憶の定着と整理整頓の時間。
  26. 賢くなって、できるだけ安く商品を手に入れる。
  27. 本質は、時代が変化しても、変わらない。
  28. 現場で一生懸命仕事をしていれば、お金に騙されることはない。
  29. 不満や愚痴を言って、初めて本当の改善がなされる。
  30. 本質は、丸印ではなく、ペケ印にある。

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