気分転換をするためには、適度な緊張がポイントです。
心が緩くなっているのは、張りが衰えているからです。
緊張をすれば、心の張りがぴんと伸びます。
生活の中に、ささいな緊張を取り入れて、気分転換に活用すればいいのです。
私がよくしている気分転換の1つを紹介します。
行ったことのないレストランに、たった1人で入って、食べたことのない料理を思い切って注文するということです。
正直なところ、緊張するので覚悟が必要です。
入ったことがないレストランは店内の雰囲気がわからず、どぎまぎします。
食べたことのない料理を注文するときには、お店の人に「これはどんな料理なんですか」と謙虚に伺ってみます。
そういうやりとりをして緊張していると、不思議と元気になるのです。
自分の新しい道を切り開いているような気分になり、嬉しくなります。
緊張すると少し疲れますが、ジョギングを終えた後の、爽快感のある疲れに似ています。
疲れていますが、何か大きな達成感があり、気持ちいいのです。