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生活を豊かにする
30のマナー

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「要するに」ではなく
「たとえば」を使って、
話をしよう。

「要するに」ではなく「たとえば」を使って、話をしよう。 | 生活を豊かにする30のマナー

「要するに」という言葉は、話をまとめるときに使う言葉です。

会議のような話し合いをまとめる席では使ってもいいでしょう。

 

しかし、これを、いつも日常から使っていると「軽くしか話を聞いてくれない人」と思われるようになります。

「要するに」を使ってしまうと、そこで話が終わってしまうからです。

「要するに、こういうことでしょ」

「こう言いたいんでしょ」

「つまり、こういうことだ」

熱く語っていることも、一言でまとめられると「今まで一生懸命に話していたことは、なんだったんだ」と思い、冷たく感じます。

もちろん相手に失礼な態度です。

こういうときには、できるかぎり「たとえば」を使って、話をしましょう。

「たとえば」を使うと具体的になり、わかりやすい話となります。

「たとえば、こういうときには、こうすればいい」

「たとえば、こういうふうに使えばいい」

例えを使って話をすると、理解がしやすくなり、面白く感じてくれます。

私は、文章を書くときには、できるかぎり「たとえば」を使って話をするように心がけています。

たとえのない話は、冷たく淡々として、面白くありません。

 

たとえば次のうち、あなたはどちらに温かい印象を受けますか。

どちらも挨拶あいさつを勧める言葉ですが、ささいな違いによって受け方が大きく変わります。

「要するに、挨拶あいさつさえすればいい」

「たとえば、私は先日、泣いている人に挨拶あいさつをした。少し明るくなってくれた」

前者は、説明書のように淡々と要点を述べています。

間違ってはいませんが、冷たくて大きく印象に残りません。

学校の優等生のように、正しいことを言ってはいるけれど、面白くない状態です。

後者は、著者の体験を交えて話をしているためイメージがしやすく、温かい印象を受けます。

口だけの話は面白さに欠けますが、自分の実体験を話してくれると、印象に深く残ります。

生活を豊かにするマナー(18)
  • 「要するに」ではなく「たとえば」を使って、話をする。
「実は私も、こういう経験がある」

もくじ
生活を豊かにする30のマナー
「要するに」ではなく「たとえば」を使って、話をしよう。 | 生活を豊かにする30のマナー

  1. マナーは、自分のため、相手のため、文化を楽しむためにある。
    マナーは、自分のため、相手のため、文化を楽しむためにある。
  2. 洗面台を濡らしたままで、トイレから出ない。
    洗面台を濡らしたままで、トイレから出ない。
  3. 偉そうな人は、エレベーターのボタンを押さない。
    偉そうな人は、エレベーターのボタンを押さない。
  4. 平気で人の服の上に、座らないよう気をつけよう。
    平気で人の服の上に、座らないよう気をつけよう。
  5. 足を組むとだらけてしまう。<br>食事中の足組みはしない。
    足を組むとだらけてしまう。
    食事中の足組みはしない。
  6. 年齢を聞くと、せっかくの出会いが台無しになる。
    年齢を聞くと、せっかくの出会いが台無しになる。
  7. 靴下は、穴が開いてからでは遅い。<br>あく前に、取り換えること。
    靴下は、穴が開いてからでは遅い。
    あく前に、取り換えること。
  8. 腕組みをやめるだけで、あなたの印象がよくなる。
    腕組みをやめるだけで、あなたの印象がよくなる。
  9. 両腕を広げて話をしている姿は「肯定」「受け入れ」のサイン。
    両腕を広げて話をしている姿は「肯定」「受け入れ」のサイン。
  10. 名残惜しさは、振り返ることで表現できる。
    名残惜しさは、振り返ることで表現できる。
  11. 靴下が下がっている人は、品も下がる。
    靴下が下がっている人は、品も下がる。
  12. 後ろにも注意できる人は、素晴らしい。
    後ろにも注意できる人は、素晴らしい。
  13. ガムを噛むときは、くちゃくちゃではなく、もぐもぐ。
    ガムを噛むときは、くちゃくちゃではなく、もぐもぐ。
  14. ズボンのポケット、はみ出ているとかっこ悪い。
    ズボンのポケット、はみ出ているとかっこ悪い。
  15. あなたの口元「へ」の字になっていませんか。
    あなたの口元「へ」の字になっていませんか。
  16. 騒ぎやすくなる団体のときは、声の大きさに注意。
    騒ぎやすくなる団体のときは、声の大きさに注意。
  17. 挨拶は、テンションを上げるための準備体操。
    挨拶は、テンションを上げるための準備体操。
  18. 「要するに」ではなく「たとえば」を使って、話をしよう。
    「要するに」ではなく「たとえば」を使って、話をしよう。
  19. 「実は私も、こういう経験がある」
    「実は私も、こういう経験がある」
  20. 他人に言いたい言葉は、まず自分に言い聞かせよう。
    他人に言いたい言葉は、まず自分に言い聞かせよう。
  21. 相手の荷物から先に運ぼう。
    相手の荷物から先に運ぼう。
  22. 食事中は、お手洗いにいかない。
    食事中は、お手洗いにいかない。
  23. 食事の取り分けをしない人は、実は甘えん坊だった。
    食事の取り分けをしない人は、実は甘えん坊だった。
  24. 相手のために行動することを、難しく考えすぎない。
    相手のために行動することを、難しく考えすぎない。
  25. 明るい表情は、お守りの役目を果たす。
    明るい表情は、お守りの役目を果たす。
  26. 長話をして、できたての料理を冷まさせていませんか。
    長話をして、できたての料理を冷まさせていませんか。
  27. ネクタイを緩めて、かっこいいと勘違いしない。
    ネクタイを緩めて、かっこいいと勘違いしない。
  28. 言葉を曖昧にする癖をやめよう。
    言葉を曖昧にする癖をやめよう。
  29. 知ったかぶりをやめると、友達が増える。
    知ったかぶりをやめると、友達が増える。
  30. 逆から見る習慣は、あなたに大きな恩恵をもたらす。
    逆から見る習慣は、あなたに大きな恩恵をもたらす。

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