執筆者:水口貴博

生活を豊かにする30のマナー

26

長話をして、できたての料理を冷まさせていませんか。

長話をして、できたての料理を冷まさせていませんか。 | 生活を豊かにする30のマナー

私は食事中に話をだらだらされるのは、苦手です。

話をしていると、食事ができなくなります。

食事ができないと、せっかく出来上がったばかりの温かい料理が冷めてしまいます。

温かい料理は、出来立てが一番おいしい。

これは言うまでもなく、わかっていることです。

給仕は、私たちに温かい出来立ての状態で食べてもらおうと、できてすぐテーブルへと運んでくれています。

その気遣いは嬉しいし、気遣いに応えるためにも、私はテーブルに運ばれてきたらすぐいただきたい。

できたての食事を一番おいしく味わえ、一番食べたい瞬間です。

しかし、こんなときにだらだら長話をする人がいます。

食事が運ばれてくる前ならいいですが、食事が運ばれてきてからも、ずっと話し続ける人がいます。

食べたくても、食べられない。

せっかくできたての温かい食事が、冷めてしまいます。

作ったばかりの食事をすぐ運んできてくれた給仕の気遣いを台無しにしてしまい、申し訳なく感じます。

長話のせいで、できたての料理を冷まさせていませんか。

話をしながら食べることがいけないわけではありません。

せめて食事が運ばれてきた瞬間くらいは、話を一時中断して、食べ始めるのがマナーです。

おいしい食事は、運ばれてきた瞬間が最もおいしいだけでなく、給仕の気遣いに応える姿勢にもなります。

生活を豊かにするマナー(26)
  • 食事が運ばれてきたら、すぐ食べ始める。
ネクタイを緩めて、かっこいいと勘違いしない。

生活を豊かにする30のマナー

  1. マナーは、自分のため、相手のため、文化を楽しむためにある。
  2. 洗面台を濡らしたままで、トイレから出ない。
  3. 偉そうな人は、エレベーターのボタンを押さない。
  4. 平気で人の服の上に、座らないよう気をつけよう。
  5. 足を組むとだらけてしまう。
    食事中の足組みはしない。
  6. 年齢を聞くと、せっかくの出会いが台無しになる。
  7. 靴下は、穴が開いてからでは遅い。
    あく前に、取り換えること。
  8. 腕組みをやめるだけで、あなたの印象がよくなる。
  9. 両腕を広げて話をしている姿は「肯定」「受け入れ」のサイン。
  10. 名残惜しさは、振り返ることで表現できる。
  11. 靴下が下がっている人は、品も下がる。
  12. 後ろにも注意できる人は、素晴らしい。
  13. ガムを噛むときは、くちゃくちゃではなく、もぐもぐ。
  14. ズボンのポケット、はみ出ているとかっこ悪い。
  15. あなたの口元「へ」の字になっていませんか。
  16. 騒ぎやすくなる団体のときは、声の大きさに注意。
  17. 挨拶は、テンションを上げるための準備体操。
  18. 「要するに」ではなく「たとえば」を使って、話をしよう。
  19. 「実は私も、こういう経験がある」
  20. 他人に言いたい言葉は、まず自分に言い聞かせよう。
  21. 相手の荷物から先に運ぼう。
  22. 食事中は、お手洗いにいかない。
  23. 食事の取り分けをしない人は、実は甘えん坊だった。
  24. 相手のために行動することを、難しく考えすぎない。
  25. 明るい表情は、お守りの役目を果たす。
  26. 長話をして、できたての料理を冷まさせていませんか。
  27. ネクタイを緩めて、かっこいいと勘違いしない。
  28. 言葉を曖昧にする癖をやめよう。
  29. 知ったかぶりをやめると、友人が増える。
  30. 逆から見る習慣は、あなたに大きな恩恵をもたらす。

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