執筆者:水口貴博

生活を豊かにする30のマナー

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マナーは、自分のため、相手のため、文化を楽しむためにある。

マナーは、自分のため、相手のため、文化を楽しむためにある。 | 生活を豊かにする30のマナー

同じ行為でも、そのための手段はいくつか存在します。

たとえば、目の前にご飯がある。

それを素手で握って食べるか、それともお箸を使って食べるかは、どちらも同じ「食べる」という行為です。

しかし、そこからマナーの違いといえば、大きな差があります。

素手で握って食べる人は、野蛮に見え、大胆で品がないような印象を受けます。

ただ空腹を満足させるだけであり、ご飯そのもののおいしさや文化は感じることができません。

荒っぽい食べ方です。

一方、お箸で食べる人は、清潔で、上品で、ゆとりがあるように映ります。

もちろんお箸の使い方や持ち方などにもよりますが、お箸を使って食べるだけで、いつもよりご飯がおいしく感じられます。

手を汚さずに食べることができるため、自分のためにも、握手をするであろう相手のためでもあります。

マナーは何のためにあるかというと、自分のため、相手のため、より文化を楽しむためにあります。

マナーを大切にすることで、自分が汚れることがなく、またそれを見ている相手に不快な気分をさせることはありません。

なにより、マナーを大切にすれば、そこから文化が得られます。

ご飯を素手で食べれば文化も何も感じられませんが、お箸を使って食べると、おいしく感じられるようになるのは、そのためです。

茶碗ちゃわんを手に持ち、お箸を使って食べると、いつもよりご飯がさらにおいしくなります。

同じ行為でも、品があるかないかによって、得られる豊かさに大きな違いが出てくるのです。

「マナーなんて面倒」

そう思う人もいるようですが、人生を豊かに生きるためにマナーは大切にしたほうが、自分のためになるのです。

生活を豊かにするマナー(1)
  • マナーを意識して、文化を楽しむ。
洗面台を濡らしたままで、トイレから出ない。

生活を豊かにする30のマナー

  1. マナーは、自分のため、相手のため、文化を楽しむためにある。
  2. 洗面台を濡らしたままで、トイレから出ない。
  3. 偉そうな人は、エレベーターのボタンを押さない。
  4. 平気で人の服の上に、座らないよう気をつけよう。
  5. 足を組むとだらけてしまう。
    食事中の足組みはしない。
  6. 年齢を聞くと、せっかくの出会いが台無しになる。
  7. 靴下は、穴が開いてからでは遅い。
    あく前に、取り換えること。
  8. 腕組みをやめるだけで、あなたの印象がよくなる。
  9. 両腕を広げて話をしている姿は「肯定」「受け入れ」のサイン。
  10. 名残惜しさは、振り返ることで表現できる。
  11. 靴下が下がっている人は、品も下がる。
  12. 後ろにも注意できる人は、素晴らしい。
  13. ガムを噛むときは、くちゃくちゃではなく、もぐもぐ。
  14. ズボンのポケット、はみ出ているとかっこ悪い。
  15. あなたの口元「へ」の字になっていませんか。
  16. 騒ぎやすくなる団体のときは、声の大きさに注意。
  17. 挨拶は、テンションを上げるための準備体操。
  18. 「要するに」ではなく「たとえば」を使って、話をしよう。
  19. 「実は私も、こういう経験がある」
  20. 他人に言いたい言葉は、まず自分に言い聞かせよう。
  21. 相手の荷物から先に運ぼう。
  22. 食事中は、お手洗いにいかない。
  23. 食事の取り分けをしない人は、実は甘えん坊だった。
  24. 相手のために行動することを、難しく考えすぎない。
  25. 明るい表情は、お守りの役目を果たす。
  26. 長話をして、できたての料理を冷まさせていませんか。
  27. ネクタイを緩めて、かっこいいと勘違いしない。
  28. 言葉を曖昧にする癖をやめよう。
  29. 知ったかぶりをやめると、友人が増える。
  30. 逆から見る習慣は、あなたに大きな恩恵をもたらす。

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