執筆者:水口貴博

生活を豊かにする30のマナー

22

食事中は、お手洗いにいかない。

食事中は、お手洗いにいかない。 | 生活を豊かにする30のマナー

私の家庭では、食事マナーにうるさく、よく父には叱られていたものです。

特によく叱られた言葉といえば、次の言葉です。

「食事中、トイレにいくな!」

小さなころは、食事中のお手洗いに我慢できず、席を離れるたびに父からよく叱られていました。

私の家庭では、食事中にお手洗いのために席を離れることは、マナー違反になっています。

単純に不潔という理由だけではありません。

1人が席を離れることで、せっかくの食事の雰囲気が壊れてしまうからです。

家族で盛り上がった会話も、誰か1人が席を立つと、お開きの雰囲気が流れ始めます。

みんなが一緒に楽しむ食事の場では、なおさら食事中のお手洗いは厳禁となります。

厳しかったマナーのおかげで、私はいつも食事が始まる前に、お手洗いに行く習慣ができてしまいました。

厳しいなかで得た、自分としては気に入っている習慣です。

生活を豊かにするマナー(22)
  • 食事中は、お手洗いに行かないようにする。
食事の取り分けをしない人は、実は甘えん坊だった。

生活を豊かにする30のマナー

  1. マナーは、自分のため、相手のため、文化を楽しむためにある。
  2. 洗面台を濡らしたままで、トイレから出ない。
  3. 偉そうな人は、エレベーターのボタンを押さない。
  4. 平気で人の服の上に、座らないよう気をつけよう。
  5. 足を組むとだらけてしまう。
    食事中の足組みはしない。
  6. 年齢を聞くと、せっかくの出会いが台無しになる。
  7. 靴下は、穴が開いてからでは遅い。
    あく前に、取り換えること。
  8. 腕組みをやめるだけで、あなたの印象がよくなる。
  9. 両腕を広げて話をしている姿は「肯定」「受け入れ」のサイン。
  10. 名残惜しさは、振り返ることで表現できる。
  11. 靴下が下がっている人は、品も下がる。
  12. 後ろにも注意できる人は、素晴らしい。
  13. ガムを噛むときは、くちゃくちゃではなく、もぐもぐ。
  14. ズボンのポケット、はみ出ているとかっこ悪い。
  15. あなたの口元「へ」の字になっていませんか。
  16. 騒ぎやすくなる団体のときは、声の大きさに注意。
  17. 挨拶は、テンションを上げるための準備体操。
  18. 「要するに」ではなく「たとえば」を使って、話をしよう。
  19. 「実は私も、こういう経験がある」
  20. 他人に言いたい言葉は、まず自分に言い聞かせよう。
  21. 相手の荷物から先に運ぼう。
  22. 食事中は、お手洗いにいかない。
  23. 食事の取り分けをしない人は、実は甘えん坊だった。
  24. 相手のために行動することを、難しく考えすぎない。
  25. 明るい表情は、お守りの役目を果たす。
  26. 長話をして、できたての料理を冷まさせていませんか。
  27. ネクタイを緩めて、かっこいいと勘違いしない。
  28. 言葉を曖昧にする癖をやめよう。
  29. 知ったかぶりをやめると、友人が増える。
  30. 逆から見る習慣は、あなたに大きな恩恵をもたらす。

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