改善には「大きな改善」と「小さな改善」の2つがあります。
大きな改善は効果やメリットが大きいため、きちんと意識を向け、しっかり腰を据えて取り組みます。
改善による効果やメリットが大きければ大きいほど、時間やお金をかけてでも取り組もうとするでしょう。
一方、小さな改善はスルーされがちです。
小さな改善は効果やメリットが小さいため「わざわざ取り組むほどではない」と軽視されます。
特に目視や体感できないほど小さな改善となると、気に留めることもなくスルーされます。
しかし、小さな改善だからといって軽視しないことです。
改善できることがあるにもかかわらず、見て見ぬふりで放置するのはもったいない。
どれだけ小さなことでも、改善は改善です。
改善であるかぎり、取り組む価値があると考えてください。
ツールを使わなければ確認できないほど軽微な改善もあるでしょう。
たとえ目視や体感できないほど小さな改善であっても、取り組む価値はあります。
小さい改善も、積み重ねていけば、大きな改善になるからです。
お金も時間も無限にあるわけではないため優先度は低くなるでしょうが、改善点としてリストアップしておきましょう。
着手が遅くなっても、それが改善であるかぎり、価値があります。
小さな改善は、時間とお金の許すかぎり、前向きに取り組んでいくことが大切です。
目視も体感もできないほど小さな改善は、実感が湧きにくく、なかなかモチベーションが上がらないときもあるでしょう。
そんなときは、小さな改善が積み重なって大きな効果となっている様子をイメージしてください。
目視や体感ができなくても、頭の中でイメージを持てば、効果があることを実感できます。
「大きな改善に向けた小さな1歩」と思えば、取り組む価値が感じられ、やる気やモチベーションも高まります。
小さな改善にも目を向けて取り組むのが、プロです。
小さな改善は、人助けや社会貢献につながります。
きちんと小さな改善に取り組んでいく姿勢が、大きな結果へとつながっていくのです。