執筆者:水口貴博

仕事の神様に愛される30の方法

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長文メールは、嫌われる。喜ばれるのは、3行メール。

長文メールは、嫌われる。喜ばれるのは、3行メール。 | 仕事の神様に愛される30の方法

長文メールを送っていないでしょうか。

「長い文章のほうが詳しい伝えることができる」

「たくさん書いたほうがやる気や熱意が伝わるだろう」

そう考えていると、いつの間にか長々したメールになりがちです。

別に悪気はなく「きちんと伝えたい」という気持ちがあってのことです。

特に真面目な人や完璧主義者は、自分の責任を果たそうとする気持ちから長文メールになる傾向が見受けられます。

しかし、ビジネスシーンにおいて長文メールは嫌われます。

メールを開封した瞬間、大量の文字が目に飛び込んでくると頭がくらくらします。

文章が長ければ長いほど、読むのに気合と集中力が必要になります。

長文ということは読むのが大変ということであり、読むのが大変ということは疲れるということです。

読む前から読む気がなくなってしまいます。

読み切るのに時間もかかって時間泥棒になります。

長文メールに限って、要点がまとめられていません。

要点がまとめられていないから、長々したメールになります。

文章が長い上、読んでも内容がわかりにくく、いらいらしてきます。

先方から「詳しく記載してほしい」という指示があるときは別ですが、普段から長文メールを送るのはイエローカードです。

毎回長文メールを送っていると「この人のメールはいつも長いんだよな」と思われます。

心理的な抵抗が働いて、読むのが後回しにされ、自然とメールのやりとりが遅くなります。

長文メールを送っていると「この人と一緒に仕事をしたくない」と思われるでしょう。

「仕事のできない人」というレッテルを貼られる可能性もあります。

悪いことはあっても、いいことはありません。

ビジネスにおいて、長文メールほど嫌われるメールはないのです。

客観的に自分のメールを確認する方法

「自分はどんなメールを送っているだろうか」

なかなか客観的な確認が難しいときもあるでしょう。

そんなときは、メールボックス「送信済み」のカテゴリをのぞいてみてください。

自分が送信した履歴とメール内容が残っているはずです。

自分では「大丈夫」と思っていても、実際は無意識のうちに長文メールを送っていることが少なくありません。

送信済みのカテゴリをのぞけば、自分が送っているメールを客観的かつ具体的に確認できます。

喜ばれるのは、3行メール

ビジネスで適切なメールとは何か。

心がけたいのは「3行メール」です。

ここで言う「3行」とは、冒頭の挨拶やメール末尾の署名は含めず、メール本文のみを指すものとします。

3行は、さっと読める量です。

一瞬で読めるので、相手の時間を奪うことはありません。

3行にまとめようとすると、内容を簡潔にまとめる必要が出てくるので、意味も伝わりやすくなります。

「短い内容だと相手に失礼ではないか」と思う人もいるでしょう。

物足りないように感じるかもしれませんが、ここはあくまでビジネスです。

ビジネスは、プライベートとは違って「簡潔であること」が最優先です。

通常のメールでは、謝罪する場合を除き、短いものほど好印象です。

毎回3行メールを送っていると「この人のメールはいつも短いよね」と覚えてもらえます。

自然と優先して読まれるようになり、結果として仕事がスムーズに運ぶようになります。

3行メールを心がけていれば、あなたは「仕事のできる人」として認定されます。

仕事の神様に愛される方法(14)
  • 長文メールは避けて、3行メールを心がける。
ぎちぎちのスケジュールに快感を覚えるのではない。
余裕のあるスケジュールに快感を覚えるのだ。

仕事の神様に愛される30の方法

仕事の神様に愛される30の方法
  1. 誰よりも早く出社すると、仕事の神様と仲良くなれる。
    誰よりも早く出社すると、仕事の神様と仲良くなれる。
  2. いい仕事は、寝ることから始めよう。
    いい仕事は、寝ることから始めよう。
  3. 仕事のスピードを上げるのは大切。<br>仕事に取りかかるスピードを上げるのはもっと大切。
    仕事のスピードを上げるのは大切。
    仕事に取りかかるスピードを上げるのはもっと大切。
  4. 嫌いな人でも、きちんと挨拶をしよう。<br>生理的に受け付けない人でも、挨拶だけはしておく。
    嫌いな人でも、きちんと挨拶をしよう。
    生理的に受け付けない人でも、挨拶だけはしておく。
  5. 「つまらない仕事」と思うのではない。<br>「実は楽しい仕事」と思ってみよう。
    「つまらない仕事」と思うのではない。
    「実は楽しい仕事」と思ってみよう。
  6. 生半可な取り組み方は、誤解や勘違いを生む原因になる。<br>きちんと取り組んでこそ「本当の相性」がわかる。
    生半可な取り組み方は、誤解や勘違いを生む原因になる。
    きちんと取り組んでこそ「本当の相性」がわかる。
  7. 神様のお願いを叶える人が、神様から愛される。
    神様のお願いを叶える人が、神様から愛される。
  8. 紙にメリットを7つ書き出せば、嫌でもモチベーションが上がる。
    紙にメリットを7つ書き出せば、嫌でもモチベーションが上がる。
  9. 価値のない雑用は1つもない。
    価値のない雑用は1つもない。
  10. 本当に苦手なのか。<br>苦手と思い込んでいるだけではないのか。
    本当に苦手なのか。
    苦手と思い込んでいるだけではないのか。
  11. 手抜きには2種類ある。<br>「普通の手抜き」と「上手な手抜き」。
    手抜きには2種類ある。
    「普通の手抜き」と「上手な手抜き」。
  12. 仕事の順番は大切。<br>ただし、こだわりすぎないこと。
    仕事の順番は大切。
    ただし、こだわりすぎないこと。
  13. 上司から与えられた仕事だと思うから、やる気が出ない。<br>神様から任された仕事だと思えば、やる気が出る。
    上司から与えられた仕事だと思うから、やる気が出ない。
    神様から任された仕事だと思えば、やる気が出る。
  14. 長文メールは、嫌われる。<br>喜ばれるのは、3行メール。
    長文メールは、嫌われる。
    喜ばれるのは、3行メール。
  15. ぎちぎちのスケジュールに快感を覚えるのではない。<br>余裕のあるスケジュールに快感を覚えるのだ。
    ぎちぎちのスケジュールに快感を覚えるのではない。
    余裕のあるスケジュールに快感を覚えるのだ。
  16. 言葉や数字で説明できなければ、マイペースを把握しているとは言えない。
    言葉や数字で説明できなければ、マイペースを把握しているとは言えない。
  17. 好きなことでも、たまには休憩が必要。<br>いくら好きなことでも、毎日は飽きる。
    好きなことでも、たまには休憩が必要。
    いくら好きなことでも、毎日は飽きる。
  18. プロや一流を押し付けがましく語っていませんか。
    プロや一流を押し付けがましく語っていませんか。
  19. 偉大な仕事を成し遂げるプロセス。
    偉大な仕事を成し遂げるプロセス。
  20. 「どこまで仕事は進んでますか?」と聞かれたら、イエローカード。
    「どこまで仕事は進んでますか?」と聞かれたら、イエローカード。
  21. 掃除をすると、仕事運が上がる。<br>トイレ掃除をすると、もっと仕事運が上がる。
    掃除をすると、仕事運が上がる。
    トイレ掃除をすると、もっと仕事運が上がる。
  22. 教えたがり屋に、一流はいない。
    教えたがり屋に、一流はいない。
  23. 便利な通信手段に頼りすぎて「対面の重要性」を忘れていないか。
    便利な通信手段に頼りすぎて「対面の重要性」を忘れていないか。
  24. 仕事をするときは、しっかり仕事をしよう。<br>遊ぶときは、しっかり遊ぼう。<br>休むときには、しっかり休もう。
    仕事をするときは、しっかり仕事をしよう。
    遊ぶときは、しっかり遊ぼう。
    休むときには、しっかり休もう。
  25. 「もっと頑張っている人がいる」というフレーズに潜むリスクとは。
    「もっと頑張っている人がいる」というフレーズに潜むリスクとは。
  26. あなたに足りないのは「使命感」。
    あなたに足りないのは「使命感」。
  27. 二流の人は、年上からしか学べない。<br>一流の人は、年下からも学べる。
    二流の人は、年上からしか学べない。
    一流の人は、年下からも学べる。
  28. スランプから抜け出すには、とにかく諦めないこと。
    スランプから抜け出すには、とにかく諦めないこと。
  29. 仕事がダメになるのが悪いのではない。<br>ふてくされて無気力になるのが悪いのだ。
    仕事がダメになるのが悪いのではない。
    ふてくされて無気力になるのが悪いのだ。
  30. 「生涯現役」を目指している人に、弱々しい人はいない。
    「生涯現役」を目指している人に、弱々しい人はいない。

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