執筆者:水口貴博

仕事の神様に愛される30の方法

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プロや一流を押し付けがましく語っていませんか。

プロや一流を押し付けがましく語っていませんか。 | 仕事の神様に愛される30の方法

プロや一流を押し付けがましく語っていませんか。

もちろん会話の中で普通に出るくらいならいいのです。

「さすがプロだね。一流だね」

「プロや一流の仕事術は勉強になるね」

「自分もプロになりたい。一流を目指したい」

有名経営者やオリンピック選手の尊敬できる振る舞いについて、友人と語り合うことはあるでしょう。

会話の流れでプロや一流の話題が出るなら、自然の範囲であり、別におかしくありません。

そういうことは、私たちの日常会話でよくあること。

違和感があるわけでもなく、押し付けがましいわけでもなく、会話の流れで自然な話題として出るぶんにはOKです。

しかし、自分から押し付けがましく語っているなら、事情は変わります。

「プロなら、こうするべきだ!」

「一流は、絶対○○をする人だ!」

「プロや一流は、○○しなければいけない!」

説教のように、プロや一流のあるべき形を押し付けがましく語っているなら要注意です。

プロや一流について語っているだけに思えますが違います。

プロや一流について語りつつ「あなたもそうするべきだ」と遠回しに押し付けています。

相手は、にこにこうなずいているかもしれませんが、実際はストレスを感じているでしょう。

たしかにプロや一流は素晴らしいですが、だからといって人に無理やり押し付けるのはよくありません。

人は人であり、自分は自分です。

個性や価値観がちがいます。

押し付けられた相手は、ストレスを感じて不快になります。

あなたにことも嫌いになってしまうかもしれません。

「押し付けるつもりで言っているのではない」と思っていても、実際に押し付けた言い方になっているなら、注意が必要です。

プロや一流を押し付けがましく語る人は、アマや二流を見下している

問題は、それだけではありません。

プロや一流を押し付けがましく語る人は、心のどこかでアマや二流を見下しています。

「プロや一流は素晴らしい」と褒めたたえると同時に「アマや二流は情けない」と見下しています。

相手は、あなたに接しにくい印象を受け、じわじわ離れていくでしょう。

プロや一流のような振る舞い方ができなければ「あなたは残念な人間だね」と思われそうで不安になるからです。

良かれと思ってプロや一流を熱く語った結果、人間関係にひびを入れるのは不本意でしょう。

人間関係の摩擦が生まれやすくなり、嫌われる原因になる可能性があります。

そのため、プロや一流を押し付けがましく語るのは控えておくほうがいいのです。

プロや一流を語るのではなく、自分が行動で示す

プロや一流を押し付けがましく語るくらいなら、自分がプロや一流を目指して励むことです。

自分の振る舞いと仕事の結果を通して「プロや一流とはこういうものだ」と語るのが一番かっこいい。

自分を磨いて高め続ければ、いずれ称賛される存在になれるでしょう。

「あの人は素晴らしい。プロだね。一流だね」と。

仕事の神様に愛される方法(18)
  • 押し付けがましく語る人にならない。
偉大な仕事を成し遂げるプロセス。

仕事の神様に愛される30の方法

  1. 誰よりも早く出社すると、仕事の神様と仲良くなれる。
  2. いい仕事は、寝ることから始めよう。
  3. 仕事のスピードを上げるのは大切。
    仕事に取りかかるスピードを上げるのはもっと大切。
  4. 嫌いな人でも、きちんと挨拶をしよう。
    生理的に受け付けない人でも、挨拶だけはしておく。
  5. 「つまらない仕事」と思うのではない。
    「実は楽しい仕事」と思ってみよう。
  6. 生半可な取り組み方は、誤解や勘違いを生む原因になる。
    きちんと取り組んでこそ「本当の相性」がわかる。
  7. 神様のお願いを叶える人が、神様から愛される。
  8. 紙にメリットを7つ書き出せば、嫌でもモチベーションが上がる。
  9. 価値のない雑用は1つもない。
  10. 本当に苦手なのか。
    苦手と思い込んでいるだけではないのか。
  11. 手抜きには2種類ある。
    「普通の手抜き」と「上手な手抜き」。
  12. 仕事の順番は大切。
    ただし、こだわりすぎないこと。
  13. 上司から与えられた仕事だと思うから、やる気が出ない。
    神様から任された仕事だと思えば、やる気が出る。
  14. 長文メールは、嫌われる。
    喜ばれるのは、3行メール。
  15. ぎちぎちのスケジュールに快感を覚えるのではない。
    余裕のあるスケジュールに快感を覚えるのだ。
  16. 言葉や数字で説明できなければ、マイペースを把握しているとは言えない。
  17. 好きなことでも、たまには休憩が必要。
    いくら好きなことでも、毎日は飽きる。
  18. プロや一流を押し付けがましく語っていませんか。
  19. 偉大な仕事を成し遂げるプロセス。
  20. 「どこまで仕事は進んでますか?」と聞かれたら、イエローカード。
  21. 掃除をすると、仕事運が上がる。
    トイレ掃除をすると、もっと仕事運が上がる。
  22. 教えたがり屋に、一流はいない。
  23. 便利な通信手段に頼りすぎて「対面の重要性」を忘れていないか。
  24. 仕事をするときは、しっかり仕事をしよう。
    遊ぶときは、しっかり遊ぼう。
    休むときには、しっかり休もう。
  25. 「もっと頑張っている人がいる」というフレーズに潜むリスクとは。
  26. あなたに足りないのは「使命感」。
  27. 二流の人は、年上からしか学べない。
    一流の人は、年下からも学べる。
  28. スランプから抜け出すには、とにかく諦めないこと。
  29. 仕事がダメになるのが悪いのではない。
    ふてくされて無気力になるのが悪いのだ。
  30. 「生涯現役」を目指している人に、弱々しい人はいない。

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