執筆者:水口貴博

仕事の神様に愛される30の方法

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言葉や数字で説明できなければ、マイペースを把握しているとは言えない。

言葉や数字で説明できなければ、マイペースを把握しているとは言えない。 | 仕事の神様に愛される30の方法

人生ではマイペースが大切です。

無理をしたところで、ろくな結果になりません。

一時的にペースアップはできても、長くは続かないでしょう。

限界を超えると、体を壊します。

無理をして高負荷の状態が続けば、燃え尽きるのも早くなります。

大切なのは、マイペースです。

自分にとってちょうどいいペースだからこそ、長続きして、ベストの成果を挙げることができます。

マイペースは、ベストペースです。

マイペースは派手でも華やかでもありませんが、ベストの結果を発揮するには欠かせない基準です。

日頃からマイペースを大切にしている人も多いことでしょう。

さて、マイペースについて見落としがちなポイントがあります。

「自分のマイペースをきちんと把握しているか」ということです。

そもそもマイペースがわかっていなければ、上手にペースを調整できません。

目安も基準もなく、勘やイメージを頼りに調整すると、ばらつきが生まれて不安定になります。

遅すぎたり速すぎたりするかもしれません。

後から「おかしい。こんなはずではなかった」と悔やむことになるでしょう。

マイペースを正しく把握できてこそ、上手にアクセルとブレーキを踏むことができます。

きちんとマイペースを把握しよう

いま一度、きちんとマイペースを把握しておきましょう。

仕事の種類に応じて、マイペースもそれぞれです。

  • 仕事や勉強をするときのマイペース
  • 友人付き合いや近所付き合いのマイペース
  • ウォーキングやランニングをするときのマイペース

マイペースは、取り組む内容によって変わるため、個別に把握しておくことが必要です。

普段から体調や感覚の変化に意識を向けて、マイペースの範囲を確認しておきましょう。

数字や言葉で説明できるようにしておく

マイペースの把握は「具体性」が重要です。

あなたは自分のマイペースを説明できるでしょうか。

「適当」「なんとなく」はよくありません。

もちろんマイペースは、そのときによって多少変わりますが「このくらいが適切」という範囲があるはずです。

数字なり言葉なり、具体的にマイペースを表現できるようにしておきましょう。

「マイペースはどのくらいか」と聞かれたとき、数字や言葉を交えて説明できるのが理想的です。

たとえば「勉強は1日6時間程度」「ランニングのマイペースは時速10キロ」など、具体的に答えることができればOKです。

もし数字や言葉で説明できないなら、実際はマイペースを把握できていない可能性があります。

「マイペースを把握している」という思い込みに注意する

特に注意したいのは、思い込みです。

思い込みがあると、なかなか自分では気づけません。

自分ではマイペースを把握しているつもりでも、実際は思い込んでいるだけであり、きちんと把握できていないことがあります。

把握の基準の1つは「言葉や数字で説明できるか」です。

言葉や数字で説明できないなら、きちんとマイペースを把握できていない可能性があります。

仕事の神様に愛される方法(16)
  • きちんとマイペースを把握する。
  • 言葉や数字など、具体的にマイペースを説明できるようにしておく。
好きなことでも、たまには休憩が必要。
いくら好きなことでも、毎日は飽きる。

仕事の神様に愛される30の方法

  1. 誰よりも早く出社すると、仕事の神様と仲良くなれる。
  2. いい仕事は、寝ることから始めよう。
  3. 仕事のスピードを上げるのは大切。
    仕事に取りかかるスピードを上げるのはもっと大切。
  4. 嫌いな人でも、きちんと挨拶をしよう。
    生理的に受け付けない人でも、挨拶だけはしておく。
  5. 「つまらない仕事」と思うのではない。
    「実は楽しい仕事」と思ってみよう。
  6. 生半可な取り組み方は、誤解や勘違いを生む原因になる。
    きちんと取り組んでこそ「本当の相性」がわかる。
  7. 神様のお願いを叶える人が、神様から愛される。
  8. 紙にメリットを7つ書き出せば、嫌でもモチベーションが上がる。
  9. 価値のない雑用は1つもない。
  10. 本当に苦手なのか。
    苦手と思い込んでいるだけではないのか。
  11. 手抜きには2種類ある。
    「普通の手抜き」と「上手な手抜き」。
  12. 仕事の順番は大切。
    ただし、こだわりすぎないこと。
  13. 上司から与えられた仕事だと思うから、やる気が出ない。
    神様から任された仕事だと思えば、やる気が出る。
  14. 長文メールは、嫌われる。
    喜ばれるのは、3行メール。
  15. ぎちぎちのスケジュールに快感を覚えるのではない。
    余裕のあるスケジュールに快感を覚えるのだ。
  16. 言葉や数字で説明できなければ、マイペースを把握しているとは言えない。
  17. 好きなことでも、たまには休憩が必要。
    いくら好きなことでも、毎日は飽きる。
  18. プロや一流を押し付けがましく語っていませんか。
  19. 偉大な仕事を成し遂げるプロセス。
  20. 「どこまで仕事は進んでますか?」と聞かれたら、イエローカード。
  21. 掃除をすると、仕事運が上がる。
    トイレ掃除をすると、もっと仕事運が上がる。
  22. 教えたがり屋に、一流はいない。
  23. 便利な通信手段に頼りすぎて「対面の重要性」を忘れていないか。
  24. 仕事をするときは、しっかり仕事をしよう。
    遊ぶときは、しっかり遊ぼう。
    休むときには、しっかり休もう。
  25. 「もっと頑張っている人がいる」というフレーズに潜むリスクとは。
  26. あなたに足りないのは「使命感」。
  27. 二流の人は、年上からしか学べない。
    一流の人は、年下からも学べる。
  28. スランプから抜け出すには、とにかく諦めないこと。
  29. 仕事がダメになるのが悪いのではない。
    ふてくされて無気力になるのが悪いのだ。
  30. 「生涯現役」を目指している人に、弱々しい人はいない。

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