出会った後、すぐ次の出会いに目を向けていませんか。
すぐ目をそらすのはもったいない。
「さあ、次の出会いに向かおう」と意気込むのはいいですが、出会った人からすぐ目をそらすのはよくありません。
新しい出会いのチャンスを捨てているようなものです。
出会ったら、その出会いの中をのぞき込んでください。
出会いの中に、次の出会いのきっかけが隠れているからです。
出会い方には、大きく2種類あります。
出会いといえば、新規で出会うことをイメージしがちですが、紹介で出会うことも忘れてはいけません。
新しい人の周りには、新しい人間関係があります。
新しい人と仲良くなれば、その人を介して別の人と知り合うきっかけが得られます。
「新しい人との出会いをきっかけに別の人と出会う」ということです。
新規で出会うのもいいですが、紹介で出会っていくのも素晴らしい。
紹介による出会いは、新規で出会うよりスムーズに仲良くなれる傾向があります。
紹介者の信用が伴っているので、警戒心が解けるのも早くなります。
紹介で出会うと、初対面であっても、打ち解けて話ができるのです。
出会いは「人から人へ」が基本です。
出会いは本来、人を介して連鎖的に行われていくもの。
人とのつながりを通して、次の新しい出会いがもたらされます。
新しい出会いがあれば「この出会いの中に次の出会いのきっかけが隠れている」と考えてください。
出会った人が地味や普通に見えても、有名芸能人や大企業の社長など、意外な人とつながっていることがあります。
そうした意外なつながりに触れることも、出会いの面白さの1つです。
出会いを大切にすると、さらなる出会いに恵まれるのです。