出会いに失敗してしまうことがあります。
相手を怒らせてしまい、自分の振る舞いを後悔することがあるでしょう。
相手に嫌われてしまい「こんなはずではなかった」と反省することもあるでしょう。
すべての出会いがスムーズにいけばいいですが、なかなかそうもいかないのが現実です。
出会いに失敗したときよくあるのが、落ち込んだり引きこもったりしてしまうことです。
出会いに失敗すると、自分を否定されたように感じるもの。
表情から笑顔が消え、涙が浮かび、落ち込みの海に沈みます。
自信を失って、何もする気が起こらなくなります。
自己肯定感が下がって、誰にも会いたくない気持ちでいっぱいになる。
部屋に閉じこもり、人目も外出も避けるようになるのです。
しかし、ここが大切なポイントです。
出会いに失敗しても落ち込まないことです。
部屋に引きこもらないことです。
負の感情が連鎖して、ますます暗い気持ちになってしまい、いいことはありません。
出会いに失敗したら苦しみが生まれます。
失敗の苦しみをそのままにしても、あなたを苦しめるだけで何の役にも立ちません。
一度落ち込んでしまうと、気持ちを立て直すのが難しくなります。
いったん気持ちが下を向くと、どんどん気持ちが落ち込んでしまい、悪循環に陥ります。
終わったことは仕方ありません。
大切なことは、前を向くことです。
失敗の苦しみは、新しい出会いで昇華させましょう。
出会いに失敗して得られた教訓があるでしょう。
「こうすればよかった」と思えることがあるはずです。
その教訓を、次の出会いで生かしましょう。
出会いの失敗を生かすことができれば、失敗に建設的な意味が生まれます。
「あのときの失敗のおかげ」と前向きな気持ちになれ、元気が出てきます。
失敗したことにポジティブな意味が生まれ、出会いの失敗を肯定できるようになります。
だから元気になっていくのです。
とにかく「収穫あり」と考えましょう。
次はどうすればいいかわかったのですから「収穫あり」と考えることができます。
「その失敗は、次の出会いのためにあった」と考えます。
過去の出会いの失敗は、次の出会いにつなげることです。
過去の出会いの後悔は、これからの出会いの糧にするものです。
出会いに失敗しても、その後の出会いの成功で、十分取り返せるのです。