価値観が違うから仲良くなれないと思い込んでいませんか。
いいえ、それは誤解です。
価値観の違う相手であっても、仲良くなれます。
価値観の違う人との出会いほど大切にしてください。
普通に考えると「価値観が違うから合わない」となるでしょう。
自分と価値観が同じなら仲良くなれますが、価値観の違う相手とは話が合いにくい。
住む世界が違うように感じると、仲良くなるのも難しく思われます。
なかなか打ち解けにくく、関係も長続きもしないように思われます。
しかし、あらためて考えると、価値観の違う人との出会いほど素晴らしいものはありません。
自分の世界を広げてくれるからです。
住む世界が違うからいいのです。
「住む世界が違うね」と突っぱねるのではありません。
「ぜひその世界を教えてください」と歓迎しましょう。
価値観の違う人は、学びがいのある相手です。
価値観の違う人と接することで新しい価値観を学べます。
自分だけで経験できる範囲はたかが知れています。
価値観の違う人と接していると「そういう考え方をお持ちなのですね」と驚かされることが増えるでしょう。
ユニークな視点、意外な発想、斬新な考え方があって驚かされます。
共通点を探すのも面白いですが、相違点を探すのはもっと面白い。
おかげで自分の世界観が広がって、理解力や包容力につながります。
価値観が違う相手と接する際、大切なマナーがあります。
「相手の価値観を否定しない」というマナーです。
けなしたり傷つけたりすることは一切言いません。
心の中でむっとすることはあっても、否定だけはしないことを死守しましょう。
否定さえしなければ、喧嘩になることはありません。
謙虚な姿勢で相手の価値観を受け入れる姿勢さえあれば、誰とでもスムーズに仲良くなれます。
たとえまったく住む世界が違う相手であっても仲良くなれるのです。
「価値観が違うから仲良くなれないね」と思うのは誤解です。
大切なのは、尊重することです。
相手の価値観が自分と正反対であっても「そういう価値観をお持ちなのですね」と尊重すれば、仲良くなれます。
お互いの価値観が違えば違うほど、多くのことが学べるでしょう。
むしろお互いに学ぶところが多くなるので、長続きしやすいといえます。
そもそも完全に価値観が同じ人なんていません。
人によって大なり小なり価値観が違うのですから、価値観の違う人と仲良くできる対人能力を身につけておくことが必要です。
価値観の違いに、むっとするのではなく楽しみましょう。
そうすれば価値観が違う人とも仲良くなれ、関係も長続きします。
価値観の違う人が、将来の親友に発展することも夢ではありません。