執筆者:水口貴博

人格を磨いて心をきれいにする30の方法

18

相手を傷つけない発言にも、気を使おう。

相手を傷つけない発言にも、気を使おう。 | 人格を磨いて心をきれいにする30の方法

心がきれいになるポイントの1つである「発言」には、きれいな言葉遣いのほか、相手を傷つけない言葉遣いにも気をつけましょう。

きれいな発言だけがよいのではなく、相手をいかに傷つけずに発言できるかも十分にケアをしておかないといけません。

日本には、相手を傷つけずにNoという言葉遣いがいくつかあります。

心の中ではNoだと決まっていても、はっきり相手に伝えると傷つけてしまう恐れがあるために、柔らかい言い回しにします。

「考えさせてください」

「検討させてください」

「悪くはないと思うのですが……」

このようにわざわざ言い回しを柔らかくするのは、相手の気持ちを配慮する日本の文化が生み出した日本特有の言い回しです。

ですが一方で、YesとNoをはっきりいうアメリカ人には、嫌われる言い方でもあります。

「わざわざ遠回しに言われると何が本当の答えなのかがわからない」「何を考えているのかわからない」と言います。

ビジネスの世界では、はっきりさせた答え方をすることです。

お金という金銭が絡んでいるだけに、やりとりもはっきりシビアになる必要があります。

はっきり言わなければ、仕事がうまく回らず誤解を生んでしまいます。

わかりにくく遠回しな表現はビジネスではご法度ですが、そのほかの日常では必ずしも悪い表現ではないのです。

日本人の遠回しの表現はわかりにくいとされていますが、これらは日本人の優しい心が生み出した表現だと誇りましょう。

日本人は、世界の中でも相手を傷つけないようにケアをすることができる優しい人種です。

遠回しな表現は、したくてしているわけではなく、相手を傷つけたくないという優しい日本の文化が反映された表現なのです。

人格を磨いて心をきれいにする方法(18)
  • 相手を傷つけないように、Noと言えるようになる。
「すてきだね」と言うたびに、心がきれいになっていく。

人格を磨いて心をきれいにする30の方法

  1. 人生とは、心を磨くための一人旅。
  2. 天国のような人生を歩む人。
    地獄のような人生を歩む人。
  3. うまくいかない人生は、まず自分を振り返ってみることが大切。
  4. 見かけはきれいな人でも、心が汚い人もいる。
  5. 心がきれいになるポイントは、3つ。
    態度、行動、発言。
  6. 恥ずかしい経験によって、心の改善がなされる。
  7. 当たり前の感謝に気づく人は、心がきれいな人。
  8. 挨拶は、知らない人にも進んですること。
  9. お返しを習慣にすると、感謝が目に見える形になる。
  10. きれいな心は、きれいな姿勢に表れる。
  11. 意識は目に見えない。
    書いてみないと、見えてこない。
  12. 手紙を書くと、心がきれいになる。
  13. 身の回りの物がきれいな人は、心もきれいな人。
  14. プレゼントをするとは、物を通して気持ちを伝えるということ。
  15. 心は磨かないと、輝いてこない。
    つらい経験は、優しい気持ちへと変わる。
  16. 父の日、母の日、敬老の日に、プレゼントを贈ってはいけない。
  17. 汚いものばかり見ていると心まで汚くなる。
    きれいなものを見ていると心もきれいになる。
  18. 相手を傷つけない発言にも、気を使おう。
  19. 「すてきだね」と言うたびに、心がきれいになっていく。
  20. 自分を無理やり変えようとしても、すぐは変えられない。
  21. 当たり前を大切にすればするほど、心がきれいになる。
  22. きれいな人は、性別にかかわらず、心まできれいに見える。
  23. 「独り占め」をすると、楽しさが半減する。
    「わかち合い」をすると、楽しさが倍増する。
  24. 許すことで軽くなる。
    「まあ、いいか」と考えよう。
  25. 「頼り、頼られる」というやりとりから、仲良くなるきっかけが生まれる。
  26. 嘘をつくほど、心が汚くなる。
    正直になるほど、心がきれいになる。
  27. 悩みを見つけたら、あなたはラッキー。
  28. 謝ることなしに、人とのやりとりはうまくやっていけない。
  29. 本当に自己中心的を極めると、周りについても考えるようになる。
  30. 自分の負けを認められる人は、心が柔らかくきれいな人。

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