執筆者:水口貴博

人格を磨いて心をきれいにする30の方法

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プレゼントをするとは、物を通して気持ちを伝えるということ。

プレゼントをするとは、物を通して気持ちを伝えるということ。 | 人格を磨いて心をきれいにする30の方法

プレゼントの本来の意味としては、感謝の気持ちやお祝いの気持ちを物として表現するということにあります。

お誕生日のプレゼントは、心を表現する物だと思ってください。

相手への誕生を記念した嬉しい気持ちや節目のお祝いの気持ちを、物を通して相手に上手に伝える手段が、プレゼントなのです。

プレゼントをもらって嬉しいのは、そこに感謝の気持ちが感じられるからです。

単に頂いたということではなく、思いやる気持ちがあってわざわざ贈ってくれたことが感じられるからです。

ですが、このプレゼントを間違ってやりとりしている人がいます。

ただ高価な物さえあげれば、相手を喜ばせることができると思っている人です。

高価な物、つまり金額の高い物なら、何でも相手を感動させられ、喜んでくれると思っているのです。

驚いたことに、こんなプレゼントに喜ぶ人も本当にいます。

お金そのものにすべての価値を置き、高価ならすべて良しと思っている者同士ですから、うまくやりとりがつながるのです。

決して高価な物がいけないと言っているわけではありません。

ほかの意味で物のやりとりを行っているがゆえに、本当のプレゼントとは言えないのです。

こういう人は「金額の高いものを贈ってくれたから、金額の高いものを贈り返そう」と思っています。

決して相手に対する感謝やお礼を込めているのではなく、金額を込めているというところに要チェックです。

もし、たまたまお礼や感謝の気持ちを込めたものが高価な物であるのはかまいません。

ただ目的が「高価な物のやりとり」ということが、危険であるということなのです。

これでは本来のプレゼントのきれいなやりとりとは言えません。

心のきれいな人は、高価な物で相手を喜ばせようといったお金さえあれば簡単に誰でもできることはしないのです。

プレゼントは高価な物を贈って相手を驚かすことが目的ではなく、あくまでも感謝の表現を、物を通して伝えることなのです。

人格を磨いて心をきれいにする方法(14)
  • プレゼントをすることで、感謝の気持ちをプレゼントする。
心は磨かないと、輝いてこない。
つらい経験は、優しい気持ちへと変わる。

人格を磨いて心をきれいにする30の方法

  1. 人生とは、心を磨くための一人旅。
  2. 天国のような人生を歩む人。
    地獄のような人生を歩む人。
  3. うまくいかない人生は、まず自分を振り返ってみることが大切。
  4. 見かけはきれいな人でも、心が汚い人もいる。
  5. 心がきれいになるポイントは、3つ。
    態度、行動、発言。
  6. 恥ずかしい経験によって、心の改善がなされる。
  7. 当たり前の感謝に気づく人は、心がきれいな人。
  8. 挨拶は、知らない人にも進んですること。
  9. お返しを習慣にすると、感謝が目に見える形になる。
  10. きれいな心は、きれいな姿勢に表れる。
  11. 意識は目に見えない。
    書いてみないと、見えてこない。
  12. 手紙を書くと、心がきれいになる。
  13. 身の回りの物がきれいな人は、心もきれいな人。
  14. プレゼントをするとは、物を通して気持ちを伝えるということ。
  15. 心は磨かないと、輝いてこない。
    つらい経験は、優しい気持ちへと変わる。
  16. 父の日、母の日、敬老の日に、プレゼントを贈ってはいけない。
  17. 汚いものばかり見ていると心まで汚くなる。
    きれいなものを見ていると心もきれいになる。
  18. 相手を傷つけない発言にも、気を使おう。
  19. 「すてきだね」と言うたびに、心がきれいになっていく。
  20. 自分を無理やり変えようとしても、すぐは変えられない。
  21. 当たり前を大切にすればするほど、心がきれいになる。
  22. きれいな人は、性別にかかわらず、心まできれいに見える。
  23. 「独り占め」をすると、楽しさが半減する。
    「わかち合い」をすると、楽しさが倍増する。
  24. 許すことで軽くなる。
    「まあ、いいか」と考えよう。
  25. 「頼り、頼られる」というやりとりから、仲良くなるきっかけが生まれる。
  26. 嘘をつくほど、心が汚くなる。
    正直になるほど、心がきれいになる。
  27. 悩みを見つけたら、あなたはラッキー。
  28. 謝ることなしに、人とのやりとりはうまくやっていけない。
  29. 本当に自己中心的を極めると、周りについても考えるようになる。
  30. 自分の負けを認められる人は、心が柔らかくきれいな人。

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