執筆者:水口貴博

人格を磨いて心をきれいにする30の方法

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意識は目に見えない。書いてみないと、見えてこない。

意識は目に見えない。書いてみないと、見えてこない。 | 人格を磨いて心をきれいにする30の方法

私は「執筆業でよかった」と思うことがあります。

書くことでもやもやした本当の自分が見えてくるからです。

決してそういう理由で書き始めたわけではないのですが、結果としてはどんどん自分を発見する行為になっています。

日頃から考えていることや思っていることでも、それらの意識は目に見えるものではありません。

しかし、いつも習慣として書いていることで、それらのもやもやした意識がはっきり目に見える形で表れてくるようになります。

実はHAPPY LIFESTYLEの中で私が書いていることのほとんどは、書いている私でさえも驚く内容がほとんどです。

自分が読んでいても「なぜこんなことを知っているんだ」と思うようなことばかりです。

書いている途中で、自分で「なるほど」とうなずいていることがしょっちゅうあります。

自分でも驚く内容ですが、実際に私が書いていることには変わりありません。

どうやら私は、知らないようで知っているようです。

人間にはもやもやした意識で、ほとんどが占められています。

しかし、それが「書く」という行為によって、目に見える形として外に吐き出されます。

たとえそれが元はもやもやした気持ちや感情、考え、意見でも、吐き出してしまうと大胆な表現になっています。

その吐き出されたものが、本来自分の中にため込まれていた部分(あるいは隠れていた部分)に当たるのです。

無意識にもやもやした状態でも、書くことで吐き出してしまえば「これが私の中に隠れていたものか」と初めてわかります。

自分の中にはたくさんの宝物が存在し、それらをただ発掘していないだけです。

思い切って書くという行為によって目に見える形にすると、自分でもびっくりするようなものが吐き出されてきます。

それが、本当のあなたに当たります。

自分でも気づかなかった「もう1人の自分」が見えてきます。

無意識のために意識はしませんが、生活の中である一瞬に感じたり思ったりしていることは、頭のどこかで蓄積されているのです。

それが積もりに積もった状態になり、実はもうあなたの頭の中は宝の山でいっぱいのはずなのです。

吐き出すという行為をしてみましょう。

私がそうであるように、できないと思ってやってみても、できます。

意識は目に見えないものであり、書いてみないことには見えてきません。

日記でもパソコンでも手紙でも何でもかまいませんから、自分を吐き出すフィールドを持つと、本当の自分が見えてくるのです。

人格を磨いて心をきれいにする方法(11)
  • 自分の中に眠っている宝物を、書くことで、吐き出してみる。
手紙を書くと、心がきれいになる。

人格を磨いて心をきれいにする30の方法

  1. 人生とは、心を磨くための一人旅。
  2. 天国のような人生を歩む人。
    地獄のような人生を歩む人。
  3. うまくいかない人生は、まず自分を振り返ってみることが大切。
  4. 見かけはきれいな人でも、心が汚い人もいる。
  5. 心がきれいになるポイントは、3つ。
    態度、行動、発言。
  6. 恥ずかしい経験によって、心の改善がなされる。
  7. 当たり前の感謝に気づく人は、心がきれいな人。
  8. 挨拶は、知らない人にも進んですること。
  9. お返しを習慣にすると、感謝が目に見える形になる。
  10. きれいな心は、きれいな姿勢に表れる。
  11. 意識は目に見えない。
    書いてみないと、見えてこない。
  12. 手紙を書くと、心がきれいになる。
  13. 身の回りの物がきれいな人は、心もきれいな人。
  14. プレゼントをするとは、物を通して気持ちを伝えるということ。
  15. 心は磨かないと、輝いてこない。
    つらい経験は、優しい気持ちへと変わる。
  16. 父の日、母の日、敬老の日に、プレゼントを贈ってはいけない。
  17. 汚いものばかり見ていると心まで汚くなる。
    きれいなものを見ていると心もきれいになる。
  18. 相手を傷つけない発言にも、気を使おう。
  19. 「すてきだね」と言うたびに、心がきれいになっていく。
  20. 自分を無理やり変えようとしても、すぐは変えられない。
  21. 当たり前を大切にすればするほど、心がきれいになる。
  22. きれいな人は、性別にかかわらず、心まできれいに見える。
  23. 「独り占め」をすると、楽しさが半減する。
    「わかち合い」をすると、楽しさが倍増する。
  24. 許すことで軽くなる。
    「まあ、いいか」と考えよう。
  25. 「頼り、頼られる」というやりとりから、仲良くなるきっかけが生まれる。
  26. 嘘をつくほど、心が汚くなる。
    正直になるほど、心がきれいになる。
  27. 悩みを見つけたら、あなたはラッキー。
  28. 謝ることなしに、人とのやりとりはうまくやっていけない。
  29. 本当に自己中心的を極めると、周りについても考えるようになる。
  30. 自分の負けを認められる人は、心が柔らかくきれいな人。

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