執筆者:水口貴博

人格を磨いて心をきれいにする30の方法

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恥ずかしい経験によって、心の改善がなされる。

恥ずかしい経験によって、心の改善がなされる。 | 人格を磨いて心をきれいにする30の方法

私は学生時代、友人と一緒に同居していた時期がありました。

恥ずかしい話ですが、その友人とは、最後には喧嘩別れをしてしまいました。

私が、トイレ掃除や食べ終えた食器をきちんと洗わなかったことが原因でした。

自分としては、食器をきれいに洗いました。

もちろんトイレもきれいに掃除しました。

しかし、一緒に同居している友人からすれば、全然できていない状態だったそうです。

昔から食器の洗い方やトイレ掃除をいつも母任せにしていたので、自分がしている掃除が甘かったようです。

私はそのとき「自分は悪くない」と思っていました。

めた結果、私が部屋を出ていき、それからは一人暮らしをしています。

しばらく時が経ちました。

今になってその一件を思い出すと「たしかに自分の掃除の仕方に問題があった」と思えるようになりました。

あのときの私がした掃除は、たしかに全然できていないなと、今になって気づきます。

「友人が怒るのも無理はない」と恥ずかしくなりました。

それに気づいてからは、掃除はきちんとするようになりました。

過ちを償うような気持ちです。

いらいらしたりむかついたりした経験の意味は、そのときはわかりません。

そのときは腹が立っているため、落ち着いて考える余裕がありません。

後になって気づきます。

時間が経てば、落ち着いて振り返ることができるようになります。

たとえば、学生時代、先生からひどく叱られて腹が立った経験を思い出してみましょう。

本当に相手だけが悪かったのかと振り返ると、必ずしもそうとは言い切れない部分が出てくるのではないでしょうか。

思い出したくもない、むかついた経験は、反省材料になります。

自分の「恥ずかしさ」に気づいて、自分の行いを改善するのです。

人格を磨いて心をきれいにする方法(6)
  • 過去の思い出したくもない記憶を思い出し、自分の恥ずかしさに気づく。
当たり前の感謝に気づく人は、心がきれいな人。

人格を磨いて心をきれいにする30の方法

  1. 人生とは、心を磨くための一人旅。
  2. 天国のような人生を歩む人。
    地獄のような人生を歩む人。
  3. うまくいかない人生は、まず自分を振り返ってみることが大切。
  4. 見かけはきれいな人でも、心が汚い人もいる。
  5. 心がきれいになるポイントは、3つ。
    態度、行動、発言。
  6. 恥ずかしい経験によって、心の改善がなされる。
  7. 当たり前の感謝に気づく人は、心がきれいな人。
  8. 挨拶は、知らない人にも進んですること。
  9. お返しを習慣にすると、感謝が目に見える形になる。
  10. きれいな心は、きれいな姿勢に表れる。
  11. 意識は目に見えない。
    書いてみないと、見えてこない。
  12. 手紙を書くと、心がきれいになる。
  13. 身の回りの物がきれいな人は、心もきれいな人。
  14. プレゼントをするとは、物を通して気持ちを伝えるということ。
  15. 心は磨かないと、輝いてこない。
    つらい経験は、優しい気持ちへと変わる。
  16. 父の日、母の日、敬老の日に、プレゼントを贈ってはいけない。
  17. 汚いものばかり見ていると心まで汚くなる。
    きれいなものを見ていると心もきれいになる。
  18. 相手を傷つけない発言にも、気を使おう。
  19. 「すてきだね」と言うたびに、心がきれいになっていく。
  20. 自分を無理やり変えようとしても、すぐは変えられない。
  21. 当たり前を大切にすればするほど、心がきれいになる。
  22. きれいな人は、性別にかかわらず、心まできれいに見える。
  23. 「独り占め」をすると、楽しさが半減する。
    「わかち合い」をすると、楽しさが倍増する。
  24. 許すことで軽くなる。
    「まあ、いいか」と考えよう。
  25. 「頼り、頼られる」というやりとりから、仲良くなるきっかけが生まれる。
  26. 嘘をつくほど、心が汚くなる。
    正直になるほど、心がきれいになる。
  27. 悩みを見つけたら、あなたはラッキー。
  28. 謝ることなしに、人とのやりとりはうまくやっていけない。
  29. 本当に自己中心的を極めると、周りについても考えるようになる。
  30. 自分の負けを認められる人は、心が柔らかくきれいな人。

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