メディアでは、多くのニュースが報道されます。
明るいニュースもありますが、実際には暗いニュースのほうが目立ちます。
また暗いニュースのほうが、明るいニュースより時間やページを割いて詳しく説明しているはずです。
悲惨な交通事故、政治家による汚職、有名人による不倫。
増え続ける虐待件数、組織的な詐欺事件、悪質なストーカー事件。
天候悪化による不作、年金の未納問題、少子高齢化に伴うさまざまな問題。
暗いニュースばかり見ていると、だんだん気持ちまで暗くなり、悲観的になります。
人は、暗いニュースに注意が向きやすい心理があります。
人は、危険回避の本能があるため、ネガティブな情報には敏感に反応します。
ニュースでも、暗いニュースを流したほうが、集中してみてくれるようになります。
そのため、ニュースでは、ネガティブな情報を中心に構成されています。
こうした状況から、私たちは無意識のうちに、悪い情報のシャワーを浴びている状況があります。
そしてついには「世の中は腐っている」と思うようになる。
「世の中は腐っている。夢も希望もない。こんな世の中に生きていても仕方ない」
暗いニュースのシャワーを浴びた結果、世の中に絶望して、生きる気力を失いそうになるのです。
ここで大切なことがあります。
世の中が腐っているのではありません。
腐っている見方をしているだけです。
暗いニュースを見続けたせいで考え方がネガティブになると、色彩が失われ、世の中が灰色に見えるようになります。
どろどろした印象ばかりが強調され、世の中が腐って見えてくるのです。
どうすれば世界を変えることができるのか。
大切なのは「あなたの思い」です。
「世の中は腐っている」と思えば、本当に腐って見えます。
「世の中は輝いている」と思えば、本当に輝いて見えます。
これだけのことです。
つまり、世の中の見え方は、あなたの気持ちや考え方が反映されているにすぎません。
明るい見方や考え方をして「世の中は輝いている」と考えましょう。
ネガティブなことは無視して、ポジティブなことに注目します。
「自分は満たされていて、とても幸せ」
「世界は今、新しいステージに向かおうとしている」
「世の中は、夢と希望に満ちあふれている」
本当に世界が美しく見えてきて、心が躍ってくるでしょう。
どうしてもネガティブに考えてしまうなら、しばらくニュースを遮断したり、インターネットから離れたりするのがいいでしょう。
ずっと遮断するのではなく、あくまで一時的です。
一時的に情報を遮断すれば、自分の思いどおりに見方や考え方をコントロールしやすくなります。
結局のところ、世界はあなたの思いどおりに変えることができます。
世の中を変えることはできなくても、見方や考え方を変えることならできるはずです。
あなたの見方や考え方をポジティブにすると、今すぐ素晴らしい世界と輝く世の中が手に入ります。
さあ、実際に試してみましょう。
周りの景色を見たとき「なんて美しい光景なのだろう」と感動してみてください。
「いろいろな人たちが面白い」と考えてみましょう。
「素晴らしい商品やサービスに囲まれていて幸せ」とわくわくしましょう。
うわべで思うのではなく、本気で「世の中は輝いている」と思うことが大切です。
「世の中は輝いている」と思えば、本当に輝いて見えるのです。
世の中は、あなたの思いどおりに変えられるのです。