世の中には、お日さまを「高級贅沢品」と感じる人がいます。
その人は罪を犯し、獄中生活を送っています。
そこは窓が1つもなく、太陽の当たらない部屋でした。
ライトはありますが、自然光ではありません。
あくまでライトであり、人工光です。
その人はこう言います。
「私は犯罪者だからお日さまの光を浴びられない。どれだけ部屋が明るくても、お日さまを見られないので、心の中は真っ暗」と。
刑期は長く、まだまだ当分の間お日さまを見られそうにありません。
世の中にはそういう人もいるということです。
私たちが普段見るお日さまは、本当に当たり前の存在でしょうか。
いいえ、そうではありません。
お日さまは、誰でも見られるものと思いがちです。
私たちにとって普通に見られる存在ですが、普通に見られない人もいます。
世の中にはお日さまを高級贅沢品と感じる人もいるということです。
私たちはお日さまを見られます。
きっと今日もお日さまが出ていて、温かい日光を浴びられるでしょう。
美しい青空、真っ白できれいな雲、空を舞う鳥たちも見られるでしょう。
お日さまを見ると、にこにこできて、元気も出てきますね。
お日さまからの光は、最高の栄養です。
昔から「日光浴は心身の健康に良い」とされています。
古代エジプトでは、太陽は神として崇拝されていました。
日本の天照大神も、太陽を神格化したものとしてあがめられています。
いま一度、お日さまのありがたさを感じましょう。
お日さまを見られることは贅沢なことだと感じながら、今日も幸せを感じてください。
お日さまは、高級贅沢品なのです。