「インプットさえできれば、アウトプットもうまくできるだろう」
そう思っていませんか。
たしかにアウトプットには、インプットが必要です。
インプットとは、覚えることです。
アウトプットとは、思い出すことです。
覚えるから、思い出すこともできます。
しかし、インプットさえできれば、うまくアウトプットもできるとは限りません。
覚えることと思い出すことは、別々の作業です。
インプットとアウトプットも、別々の作業です。
思い出す練習をしないと、うまく結果が出せない場合があります。
たとえば、テストのときです。
テスト中は悩んでもわからなかったが、答えを見れば「なんだ、そんなことか」と思った経験はありませんか。
インプットはできていても、アウトプットがうまくできないために起こる現象です。
知っていても、思い出すことができなければ、0点です。
インプットだけでなく、アウトプットも鍛えることが必要です。
あなたは、インプットをしすぎていませんか。
インプットは、アウトプットをして始めて完成します。
「インプットの後はアウトプット」という繰り返しをすることが、勉強です。
アウトプットをしてみると、思うように思い出せないことがあります。
それはアウトプットをやってみないことには、いつまで経ってもわからないことです。
もっともっと、アウトプットの能力を鍛えましょう。
書いたり、話したり、作ってみたり、試してみたりです。
積極的にアウトプットをすることで、自分の弱点もわかります。
さらに深い勉強ができるのです。