同棲を始めるとき、足りない家電や家具を買い揃えます。
明らかに必要なものなら、買い物に迷いません。
ところが、中には必要になるかわからないものがあります。
たとえば、パソコンのプリンターやスキャナーです。
あったほうが便利ではあるものの、買い物の時点で、使う用事が見当たらないこともあるでしょう。
必要になるかわからないため、購入を迷うことがあるはずです。
コピー機もそうです。
コンビニのコピー機で済ませることも可能ですが、自宅でコピー機があると便利でしょう。
あったほうが便利ですが、なくても何とかなりそうな気がします。
「念のため買っておくほうがいいだろうか」と迷う場面があるはずです。
こうした場面における基本的な考え方があります。
必要になるかわからないものは、ひとまず購入を後回しにするのが得策です。
使うかどうかはっきりしないものは、後から無駄遣いになる可能性があるからです。
魅力的に見えて買ったものの、実際はまったく使わない状況は、よくある失敗パターンです。
「買いすぎてしまい、置き場所に困った」という失敗も考えられます。
ひとまず購入は後回しにして、同棲をしながら様子を見ていくといいでしょう。
生活を送る中で「やはり必要」とわかった時点で買い足しても間に合うはずです。
生活しながら少しずつ買い足していくのも、同棲の楽しみになるでしょう。
この考え方は、衝動買いを防ぐ効果もあります。
お金は貴重です。
一度封を開けたものは、後から返品したくてもできないことがあります。
家電や家具は高額である場合が多いため、特に買い物は慎重になったほうがいいでしょう。
一度頭を冷やす意味でも、必要になるかわからないものは、ひとまず購入を後回しにしておくのが得策です。