同棲を始めると、足りないものが出てくることがあります。
家具や家電が足りないこともあれば、備品や料理器具が足りないこともあるでしょう。
2人で新生活を始めると、可能性が広がったおかげで、新しいものが必要になる場合があります。
足りないものがあれば「自分たちで新しく買おう」と思うのではないでしょうか。
ここがポイントです。
新しく買うのもいいですが、まず身近な人からもらったり借りたりできないか考えてみてください。
もしチャンスがあるなら、きちんと生かしておくのが得策です。
もらったり借りたりできれば、大幅な節約が実現できます。
たとえば、同棲中に物品が増えて、収納棚が足りない状況が出てきたとします。
収納棚を買おうとする前に、どこかでもらえないか考えてみてください。
もし実家に収納棚が余っているなら、もらえないか親と交渉してみます。
古くても、使えるなら問題ないはずです。
親と交渉すれば、すんなりOKをもらえることがあります。
もらうのが難しければ、借りるだけでもかまいません。
わが子の頼みなら、できるだけ前向きに検討してくれるはずです。
倉庫でほこりをかぶっているものでも、使えるものなら有効です。
親が厳しければ、知人や友人に相談を持ちかけてみるのもいいでしょう。
かっこ悪いと思われようと貧乏と笑われようと、気にしないことです。
「恥をかいただけ節約できる」と思えば簡単なことです。
もらえるものは、もらっておく。
借りられるものは、借りておく。
節約を考えるなら、もらったり借りたりするほうが安上がりです。
見栄や体裁を気にしないだけで、お金は驚くほど貯まりやすくなります。
「今、恥をかいただけ、後から生活が楽になる」と考えてみてください。
同棲とは「結婚の予行演習」だけでなく「結婚の準備期間」でもあります。
同棲は、独身時代に貯金ができる最後のチャンス。
同棲中に節約を頑張れば、資金に余裕が生まれ、結婚後の生活もスムーズになるでしょう。
今のうちにできる節約をしておくと、後から楽になります。