同棲の準備の一環として、事前に経験しておきたいことが2つあります。
「旅行」と「お泊まり」です。
それぞれ娯楽のイメージがあるかもしれませんが、同棲の準備になる大切な経験です。
どちらにも共通しているのは「一緒に寝泊まりをする」という点です。
昼間のデートと寝泊まりは、まったく違う経験です。
一度も一緒に寝泊まりしたことのないカップルが同棲を始めるのは、不可能ではありませんが、リスクがあります。
お互い、私生活の価値観や生活習慣もわかりません。
2人で1泊すら経験しないまま同棲をするのは、大きなステップアップになるため、強い抵抗やストレスを感じるはずです。
生活の変化が大きく、慣れもないため、失敗のリスクも高まります。
そのため同棲の準備の一環として、旅行やお泊まりを経験しておくのが無難です。
1泊でもいいので、2人で旅行をしましょう。
1晩でもいいので、恋人の部屋でお泊まりを経験しましょう。
同棲が「結婚の予行演習」とするなら、旅行やお泊まりは「同棲の予行演習」です。
旅行やお泊まりを何度か経験しておけば、同棲をしたときのイメージがつかみやすくなります。
2人で暮らすときの距離感や生活リズムがある程度わかり、慣れることができます。
「2人で暮らしたら、こんな感じになるだろう」とわかるだけでも、同棲に対する心理的な抵抗が小さくなるでしょう。
余裕があれば、1回だけでなく、何度か経験しておきたい。
旅行や寝泊まりを経験すればするほど、2人の共同生活に慣れることができます。
何度かお泊まりを経験しておけば「お泊まりの延長」という感覚で同棲にステップアップできます。
絶対必要な経験ではありませんが、同棲のことを考えると、できるだけ経験をしておくほうが安心です。