執筆者:水口貴博

同棲で部屋探しをするときの30のポイント

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譲れない条件は、本当に重要なものに限る。必要最小限にしておくのが無難。

譲れない条件は、本当に重要なものに限る。必要最小限にしておくのが無難。 | 同棲で部屋探しをするときの30のポイント

部屋探しの際、譲れない条件があれば、確認しておきましょう。

「どうしても駅から5分以内がいい」という人もいるでしょう。

「ユニットバスだけはやめてほしい」という人もいるでしょう。

「料理を楽しみたいから、広めのキッチンがほしい」という人もいるはずです。

同棲する部屋は、2人の城です。

譲れない条件はなければベストですが、やはり強い希望もあるでしょう。

住みたい部屋は2人で話し合って決めますが、個人的に譲れない条件があれば、お互い意識合わせをしておきましょう。

譲れない条件がわかれば、部屋探しの重要な基準になります。

ただし、譲れない条件は、本当に重要なものに限ります。

何でも希望を言えばいいわけではなく、あくまで重要な条件に限ります。

「普通の希望」と「譲れない条件」は分けて考えてください。

この2つを混同すると、話がややこしくなります。

譲れない条件の判断基準は、次の2つの点で考えるとわかりやすくなります。

  1. 健康上の事情があること
  1. それがないと著しく不便になること

なければ「ない」でかまいません。

譲れない条件があったとしても、必要最小限に抑えておくことが大切です。

「多くても3つまで」が妥当でしょう。

あまり条件が多くなると、部屋を探すのが大変になります。

譲れない条件の中には、パートナーに理解されにくい内容もあるかもしれません。

きちんと事情を説明して、重要であることを伝えるよう努めてください。

譲れない条件がぶつかれば、きちんと話し合って、よい妥協点を見つけることが必要です。

時には自分の条件を取り下げ、パートナーに譲ることも大切です。

妥協の仕方は、自分の条件を押し付けず、2人で話し合ったうえで決めましょう。

同棲で部屋探しをするときのポイント(11)
  • 譲れない条件は、本当に重要なものだけ提示する。
なぜ不動産屋は、同棲を嫌がるのか。

同棲で部屋探しをするときの30のポイント

  1. 実現させたい同棲をイメージすることは、部屋探しの第一歩。
  2. 同棲する部屋の間取りは「2K以上」が基本。
    理想は「2LDK」。
  3. 安易な理由でワンルームを選ばない。
    ワンルームでの同棲は、理想と現実にギャップがある。
  4. 同棲での家賃の目安とは。
  5. 部屋探しの3大ポイント。
    家賃、場所、間取り。
  6. ずかずか希望を主張するより、譲り合うことも大切。
  7. パートナーの「任せるよ」という一言を過信しないこと。
  8. 結婚するまでの仮の住まいか。
    結婚してからも住み続ける住まいか。
  9. 部屋の希望条件は、口頭だけで伝えないこと。
  10. 一人暮らし用の部屋に黙って同棲するのは、契約違反。
  11. 譲れない条件は、本当に重要なものに限る。
    必要最小限にしておくのが無難。
  12. なぜ不動産屋は、同棲を嫌がるのか。
  13. 同棲を嫌がる不動産屋を安心させる7つの対策。
  14. 同棲の部屋探しでは、インターネットが欠かせない。
  15. 不明点に悩んだら、すぐ問い合わせる。
  16. 不動産屋に行くなら、前もって希望条件を話し合っておこう。
  17. 実家の近くで同棲をするときの思わぬ落とし穴。
  18. 見栄を張って、新築やデザインにこだわるのは危険。
  19. 家賃が低くても、最低限のセキュリティーは必要。
    セキュリティーの5つの最低条件。
  20. 今後増えそうな所有物があるなら、特殊な部屋の選び方が必要になる。
  21. 実家で同棲をするときのメリットとデメリット。
  22. 同棲は、個室さえあればいいわけではない。
    シェアハウスに陥りやすい間取りとは。
  23. できるだけリビングが南向きの部屋を選ぼう。
  24. 不動産屋は、複数回ってもいい。
    小さな不動産屋で、奇跡の物件が見つかる可能性もある。
  25. 担当者に車で部屋まで連れて行ってもらうときの注意点。
  26. 物件情報だけで選ぶのは、失敗をしに行くようなもの。
    現地確認は、例外なく必要。
  27. 賃貸物件は、親にも確認してもらおう。
  28. 部屋の条件だけでは不十分。
    周囲の環境にも目を向ける。
  29. 休憩が、部屋探しの余裕とチャンスをもたらす。
  30. なかなかいい部屋が見つからないときこそ正念場。
    最後まで諦めない。

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