不動産屋に行くなら、前もって話し合って決めておきたいことがあります。
希望条件についてです。
不動産屋に行くと、担当者から「どんな部屋をお探しですか」と聞かれます。
このとき「まだ決めていません」「これから話し合うところです」などと不明確な回答すると、担当者を困らせます。
希望条件がまとまっていなければ、不動産屋も探しようがありません。
不動産屋には、膨大な数の物件が登録されています。
やみくもな探し方では、時間がかかりすぎて非効率。
希望条件が曖昧では、不動産屋にも迷惑をかける可能性もあります。
部屋探しは、自分たちの新生活だけでなく、人生にも関わることです。
そのため、不動産屋に行くなら、前もって希望条件を話し合っておくのが得策です。
もちろんすべての希望条件を完全に決める必要はなく、大まかな内容で十分です。
前もってパートナーと希望条件を話し合っておき、紙に書いてまとめておくと便利です。
少なくとも「家賃」「場所」「間取り」の3つは決めておくようにしましょう。
そのほか「譲れない条件」があれば、忘れずに伝えておくことも重要です。
「必ずキッチンがほしい」「駅から10分以内が条件」など、譲れない条件を伝えておくと、さらに探しやすくなります。
「がつがつ言うとわがままに思われるのではないか」と思うかもしれませんが、遠慮は不要です。
はっきり希望条件を提示したほうが対象範囲を絞りやすくなるので、不動産屋にとっても助かります。
お客さまの希望を叶えることが、不動産屋にとっても喜びです。
希望条件を伝えることで、2人が思い描いている生活も不動産屋に伝わりやすくなるので、協力的になってくれるでしょう。