執筆者:水口貴博

同棲で部屋探しをするときの30のポイント

28

部屋の条件だけでは不十分。周囲の環境にも目を向ける。

部屋の条件だけでは不十分。周囲の環境にも目を向ける。 | 同棲で部屋探しをするときの30のポイント

部屋探しのとき、部屋の条件ばかりに注意が向きがちです。

たとえば、部屋の広さ・間取り・日当たりなどです。

どれも住み心地に関係する大切なポイントです。

部屋を探すのですから、部屋の中を確認するのが中心になるでしょう。

しかし、ここで見落とされやすい確認ポイントがあります。

「周囲の環境」です。

部屋の内部だけでなく、その部屋の周囲の環境についても、よく確認する必要があります。

隣近所にトラブルメーカーが住んでいないか。

近所に工事物件があって、うるさくないか。

大通りに面していて、音が気にならないか。

近隣地域に墓地・ラブホテル・暴力団事務所はないか。

せっかく部屋が快適であっても、周囲の環境がひどいと、住み心地は悪くなります。

たとえば、隣の部屋にトラブルメーカーが住んでいれば、少々住みにくくなるでしょう。

大通りに面していると、夜中でも車の音がうるさく、睡眠の妨げになる可能性があります。

どれだけ部屋の中が素晴らしくても、周囲の環境が悪ければ台無しです。

住み始めてから「こんなはずではなかった」という状況になり、後悔するでしょう。

部屋探しのときは、部屋の中だけでなく、周囲の環境にも目を向け、総合的に判断してください。

「そのうち慣れる」「何とかなる」という油断は禁物です。

安易な考えは、後から悔やむ結果をもたらす原因になります。

周囲の環境がわからなければ、大家や管理会社から話を聞いてみるのも1つの方法です。

自分で確認するにも限界があるので、その物件に詳しい人から話を聞いて情報を得ましょう。

同棲で部屋探しをするときのポイント(28)
  • 部屋探しのときは、部屋の条件だけでなく、周囲の環境にも目を向ける。
休憩が、部屋探しの余裕とチャンスをもたらす。

同棲で部屋探しをするときの30のポイント

  1. 実現させたい同棲をイメージすることは、部屋探しの第一歩。
  2. 同棲する部屋の間取りは「2K以上」が基本。
    理想は「2LDK」。
  3. 安易な理由でワンルームを選ばない。
    ワンルームでの同棲は、理想と現実にギャップがある。
  4. 同棲での家賃の目安とは。
  5. 部屋探しの3大ポイント。
    家賃、場所、間取り。
  6. ずかずか希望を主張するより、譲り合うことも大切。
  7. パートナーの「任せるよ」という一言を過信しないこと。
  8. 結婚するまでの仮の住まいか。
    結婚してからも住み続ける住まいか。
  9. 部屋の希望条件は、口頭だけで伝えないこと。
  10. 一人暮らし用の部屋に黙って同棲するのは、契約違反。
  11. 譲れない条件は、本当に重要なものに限る。
    必要最小限にしておくのが無難。
  12. なぜ不動産屋は、同棲を嫌がるのか。
  13. 同棲を嫌がる不動産屋を安心させる7つの対策。
  14. 同棲の部屋探しでは、インターネットが欠かせない。
  15. 不明点に悩んだら、すぐ問い合わせる。
  16. 不動産屋に行くなら、前もって希望条件を話し合っておこう。
  17. 実家の近くで同棲をするときの思わぬ落とし穴。
  18. 見栄を張って、新築やデザインにこだわるのは危険。
  19. 家賃が低くても、最低限のセキュリティーは必要。
    セキュリティーの5つの最低条件。
  20. 今後増えそうな所有物があるなら、特殊な部屋の選び方が必要になる。
  21. 実家で同棲をするときのメリットとデメリット。
  22. 同棲は、個室さえあればいいわけではない。
    シェアハウスに陥りやすい間取りとは。
  23. できるだけリビングが南向きの部屋を選ぼう。
  24. 不動産屋は、複数回ってもいい。
    小さな不動産屋で、奇跡の物件が見つかる可能性もある。
  25. 担当者に車で部屋まで連れて行ってもらうときの注意点。
  26. 物件情報だけで選ぶのは、失敗をしに行くようなもの。
    現地確認は、例外なく必要。
  27. 賃貸物件は、親にも確認してもらおう。
  28. 部屋の条件だけでは不十分。
    周囲の環境にも目を向ける。
  29. 休憩が、部屋探しの余裕とチャンスをもたらす。
  30. なかなかいい部屋が見つからないときこそ正念場。
    最後まで諦めない。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION