部屋探しでは、2人で希望を話し合うことが大切です。
自分の希望を伝えるのはいいですが、主張しすぎないように気をつけてください。
最初は普通に希望を言っているつもりでも、途中から欲が強くなり、わがままに変わる場合があります。
「キッチンは大きいほうがいい」
「駅から10分以内が絶対条件」
「大きなデパートがある場所がいい」
「実家から近い場所でないといけない」
「泥棒が心配だから、3階以上の部屋でないと嫌」
自分ばかり多く主張していると、物件の探し方が偏ります。
どちらかが主導になって部屋を探す場合、主導権を握っている側の希望に偏る傾向があります。
とりわけ部屋探しは、女性のほうがこだわりは強いパターンが多いため、女性が主導権を握る状況が目立ちます。
希望を主張するのはいいのですが、ずかずか主張しすぎるのもよくありません。
自然と偏りが生まれ、パートナーは不満を持つようになります。
同棲では、譲り合いの精神が大切です。
自分だけ主張するのではなく、きちんとパートナーの希望も受け入れるようにしましょう。
希望はあくまで希望です。
お互いの希望がぶつかれば、時には自分の希望を取り下げ、譲ることも大切です。
お互いの意見がばらばらなら、上手に妥協点を探します。
譲れない条件があっても、せいぜい1つまでにしておくのがマナーです。
同棲の主役は2人ですから、部屋探しの主役も2人です。
できるだけ偏らず、平等になることが大切です。
お互いの希望が平等に叶ってこそ、2人にとってベストな部屋を見つけることができます。