執筆者:水口貴博

履歴書を上手に作成する30のポイント

15

全部書こうとするのは「読まないでください」と言っているようなもの。

全部書こうとするのは「読まないでください」と言っているようなもの。 | 履歴書を上手に作成する30のポイント

自己PRや志望動機は、全部書こうとしないことです。

たくさん書いたほうが、情報量も多くなり、就業意欲もしっかりアピールできると考える人もいるでしょう。

ところが、たくさん書いた割に、採用担当者には不評です。

限られたスペースに文字を詰め込むと、欄が小さな文字でいっぱいになります。

採用担当者の立場からすると、小さな字で埋め尽くされた文章は「読みにくい」の一言。

たくさん書かれた文章は、読むのに気合が必要です。

ため息が出て、読む気がなくなってしまいます。

読みたくないと思うと、文字を見ているだけで、意味が頭に入ってこないでしょう。

全部書こうとするのは「読まないでください」と言っているようなものです。

全部書こうとするのではなく、重要ポイントだけを簡潔にまとめて書きましょう。

志望するに至った経緯。

学生時代の珍しい経験。

企業の利益に貢献できそうな能力。

そして、採用担当者が興味関心を抱く書き方を心がけましょう。

「素晴らしい。もう少し詳しく聞いてみたい」と思わせる内容かどうかです。

簡潔でわかりやすく、興味関心を引く内容が理想的です。

採用担当者の興味関心を引く書き方をするから「会って話してみたい」と思われ、書類選考が通過しやすくなります。

履歴書を上手に作成するポイント(15)
  • 自己PRや志望動機は、簡潔でわかりやすく、興味関心を引く内容を心がける。
箇条書きや見出しのルールは、統一させる。

履歴書を上手に作成する30のポイント

  1. まず手をきれいに洗おう。
    履歴書の作成が気持ちよく始められる。
  2. 締め切りがあるか、必ず確認。
  3. 応募の締め切りを過ぎた企業は、諦めるしかないのか。
  4. 最初に手本を見てから書き始めたほうが、きれいに仕上がりやすい。
  5. 履歴書は、自分の分身。
  6. 履歴書を作成するうえで、まず一番大切なこととは。
  7. 書きたいところから書けばいい。
  8. 集中力は、たった1回の電話やメールで、簡単に失われる。
  9. 心を込めて書いた履歴書は、読む人の心を動かす。
  10. 誤字脱字はなくても、字のずれが目立つなら、書き直したほうが賢明。
  11. 適度な余白は、自信を表す。
  12. 太字と細字が混在する履歴書は、許されるのか。
  13. 書くことがないとき、どうするか。
  14. 履歴書を書くことも、希少な経験の1つ。
  15. 全部書こうとするのは「読まないでください」と言っているようなもの。
  16. 箇条書きや見出しのルールは、統一させる。
  17. 力強いエピソードでも、印象が悪くなる内容なら、表現には要注意。
  18. 履歴書の作成途中で、別のペンに取り換えない。
  19. 資格学校は、学歴や職歴になるのか。
  20. 伝えたいことが、伝わることになっているか。
  21. なぜ履歴書には、結婚や扶養家族に関する項目があるのか。
  22. 写真館を選ぶなら、少しでも評判のいいところ。
  23. スピード写真の写りをよくする3つの工夫。
  24. 写真の切り方は、その人の性格が表れやすい部分。
  25. 本人希望欄には、率直な希望を露骨に書かない。
  26. 履歴書は、1回しか読まれないと思ったほうがいい。
  27. 複数の応募書類で、うっかりしやすい日付のミスとは。
  28. あえて送付状を手書きで作成する方法も、時には有効。
  29. 最終確認は、あえて時間をあけるのがポイント。
  30. 履歴書を面接に持参する場合、添え状は必要か。

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