自由に希望を書けるとする、本人希望欄。
本人希望欄ということで、希望を自由に書けると思っている人がいるかもしれませんが、少し誤解があります。
希望の給料・職種・勤務時間・勤務地など、率直な希望を露骨に書くのは控えたほうがいいでしょう。
わがままと誤解され、採用担当者は首をかしげるでしょう。
また、希望を書いていたほうが、やる気を見せつけられると思う人もいるかもしれません。
本人希望欄は基本的に、譲れない希望がある場合だけ書くのが賢明です。
たとえば、持病や親の介護などで、どうしても伝えておかなければいけない希望がある場合です。
病気や家族の都合で、避けられない状況があるなら、やはりきちんと書く必要があります。
たとえそれが採用に悪影響があるとしても、いずれ伝えなければいけないことですから、隠さず伝えておきます。
事前に事情を記入しておけば、採用担当者も調整をしやすくなります。
特に事情がなければ「御社の規定に準じます」と書いておけば、問題ありません。
もしくは「御社の基準を伺ってからお答えしたいと思います」という表現でもかまいません。