執筆者:水口貴博

履歴書を上手に作成する30のポイント

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本人希望欄には、率直な希望を露骨に書かない。

本人希望欄には、率直な希望を露骨に書かない。 | 履歴書を上手に作成する30のポイント

自由に希望を書けるとする、本人希望欄。

本人希望欄ということで、希望を自由に書けると思っている人がいるかもしれませんが、少し誤解があります。

希望の給料・職種・勤務時間・勤務地など、率直な希望を露骨に書くのは控えたほうがいいでしょう。

わがままと誤解され、採用担当者は首をかしげるでしょう。

また、希望を書いていたほうが、やる気を見せつけられると思う人もいるかもしれません。

本人希望欄は基本的に、譲れない希望がある場合だけ書くのが賢明です。

たとえば、持病や親の介護などで、どうしても伝えておかなければいけない希望がある場合です。

病気や家族の都合で、避けられない状況があるなら、やはりきちんと書く必要があります。

たとえそれが採用に悪影響があるとしても、いずれ伝えなければいけないことですから、隠さず伝えておきます。

事前に事情を記入しておけば、採用担当者も調整をしやすくなります。

特に事情がなければ「御社の規定に準じます」と書いておけば、問題ありません。

もしくは「御社の基準を伺ってからお答えしたいと思います」という表現でもかまいません。

履歴書を上手に作成するポイント(25)
  • 本人希望欄は、譲れない希望がある場合だけ書く。
  • 特に事情がなければ「御社の規定に準じます」と書く。
履歴書は、1回しか読まれないと思ったほうがいい。

履歴書を上手に作成する30のポイント

  1. まず手をきれいに洗おう。
    履歴書の作成が気持ちよく始められる。
  2. 締め切りがあるか、必ず確認。
  3. 応募の締め切りを過ぎた企業は、諦めるしかないのか。
  4. 最初に手本を見てから書き始めたほうが、きれいに仕上がりやすい。
  5. 履歴書は、自分の分身。
  6. 履歴書を作成するうえで、まず一番大切なこととは。
  7. 書きたいところから書けばいい。
  8. 集中力は、たった1回の電話やメールで、簡単に失われる。
  9. 心を込めて書いた履歴書は、読む人の心を動かす。
  10. 誤字脱字はなくても、字のずれが目立つなら、書き直したほうが賢明。
  11. 適度な余白は、自信を表す。
  12. 太字と細字が混在する履歴書は、許されるのか。
  13. 書くことがないとき、どうするか。
  14. 履歴書を書くことも、希少な経験の1つ。
  15. 全部書こうとするのは「読まないでください」と言っているようなもの。
  16. 箇条書きや見出しのルールは、統一させる。
  17. 力強いエピソードでも、印象が悪くなる内容なら、表現には要注意。
  18. 履歴書の作成途中で、別のペンに取り換えない。
  19. 資格学校は、学歴や職歴になるのか。
  20. 伝えたいことが、伝わることになっているか。
  21. なぜ履歴書には、結婚や扶養家族に関する項目があるのか。
  22. 写真館を選ぶなら、少しでも評判のいいところ。
  23. スピード写真の写りをよくする3つの工夫。
  24. 写真の切り方は、その人の性格が表れやすい部分。
  25. 本人希望欄には、率直な希望を露骨に書かない。
  26. 履歴書は、1回しか読まれないと思ったほうがいい。
  27. 複数の応募書類で、うっかりしやすい日付のミスとは。
  28. あえて送付状を手書きで作成する方法も、時には有効。
  29. 最終確認は、あえて時間をあけるのがポイント。
  30. 履歴書を面接に持参する場合、添え状は必要か。

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