執筆者:水口貴博

履歴書を上手に作成する30のポイント

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伝えたいことが、伝わることになっているか。

伝えたいことが、伝わることになっているか。 | 履歴書を上手に作成する30のポイント

「伝えたいこと」と「伝わること」。

それぞれの意味を確認してみましょう。

伝えたいこととは、応募者が採用担当者に理解してほしい内容です。

伝わることとは、応募者がアピールをした結果、実際に伝わったことです。

「伝える」と「伝わる」は、響きは似ていても、意味が違います。

それぞれの意味を明確に分けておかないと、自己PRで、思わぬ誤解を与えることがあります。

たとえば、体力への自信を伝えたい状況があるとします。

「体力をつけるため、毎日3キロのジョギングを、5年間ずっと続けています」

「体力への自信」を伝えたくても、実際に伝わるのは「継続する力」かもしれません。

「ボランティアでみんなの意見をまとめるため、各家庭に訪問しました」

「リーダーシップへの自信」を伝えたくても、実際に伝わるのは「行動力」かもしれません。

伝えたいことが伝わることとずれていると、情報の伝達に食い違いが生じて、誤解が生まれやすくなります。

意図しない意味が伝わるのは不本意でしょう。

自己PRを振り返り、伝えたいことが伝わることと一致しているか、確認してみましょう。

自分の感覚だけでは、なかなか気づきにくいこともあるため、他人に確認してもらうのも有効策です。

履歴書を上手に作成するポイント(20)
  • 伝えたいことが伝わることと一致しているか、確認する。
なぜ履歴書には、結婚や扶養家族に関する項目があるのか。

履歴書を上手に作成する30のポイント

  1. まず手をきれいに洗おう。
    履歴書の作成が気持ちよく始められる。
  2. 締め切りがあるか、必ず確認。
  3. 応募の締め切りを過ぎた企業は、諦めるしかないのか。
  4. 最初に手本を見てから書き始めたほうが、きれいに仕上がりやすい。
  5. 履歴書は、自分の分身。
  6. 履歴書を作成するうえで、まず一番大切なこととは。
  7. 書きたいところから書けばいい。
  8. 集中力は、たった1回の電話やメールで、簡単に失われる。
  9. 心を込めて書いた履歴書は、読む人の心を動かす。
  10. 誤字脱字はなくても、字のずれが目立つなら、書き直したほうが賢明。
  11. 適度な余白は、自信を表す。
  12. 太字と細字が混在する履歴書は、許されるのか。
  13. 書くことがないとき、どうするか。
  14. 履歴書を書くことも、希少な経験の1つ。
  15. 全部書こうとするのは「読まないでください」と言っているようなもの。
  16. 箇条書きや見出しのルールは、統一させる。
  17. 力強いエピソードでも、印象が悪くなる内容なら、表現には要注意。
  18. 履歴書の作成途中で、別のペンに取り換えない。
  19. 資格学校は、学歴や職歴になるのか。
  20. 伝えたいことが、伝わることになっているか。
  21. なぜ履歴書には、結婚や扶養家族に関する項目があるのか。
  22. 写真館を選ぶなら、少しでも評判のいいところ。
  23. スピード写真の写りをよくする3つの工夫。
  24. 写真の切り方は、その人の性格が表れやすい部分。
  25. 本人希望欄には、率直な希望を露骨に書かない。
  26. 履歴書は、1回しか読まれないと思ったほうがいい。
  27. 複数の応募書類で、うっかりしやすい日付のミスとは。
  28. あえて送付状を手書きで作成する方法も、時には有効。
  29. 最終確認は、あえて時間をあけるのがポイント。
  30. 履歴書を面接に持参する場合、添え状は必要か。

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