「あなたは運がいいですか」
「あなたは運がいいほうだと思いますか」
意図がわからず、拍子抜けしそうな質問と思うでしょう。
ところがこの一言は、その人の人生観や価値観を知る質問として有名です。
運は、非科学的です。
だからこそ、運の善しあしは、本人の受け止め方によって、いかようにも変わります。
コップに水が半分入っている状態を見て、どう思うかです。
「まだ半分も入っている」と思うか「もう半分しかない」と思うかです。
運がいいと答える人は、あらゆる物事や環境をポジティブに受け入れる習慣があります。
ささいなことにもきちんと目を向け、感謝できているため「運がいい」と答えます。
一方「運が悪い」と答える人は、あらゆる物事や環境をネガティブに受け入れる習慣があります。
自分の欲ばかりを考え、すでにある感謝は無視するため「自分は不運だ」と嘆くのです。
したがって「運が悪い」というネガティブな答えはよくありません。
運が悪いと思っているなら、この機会に、運がいいと考える習慣に改めましょう。
何事も「運が良い」と思えるような、プラスの受け止め方をして、人生を前向きに生きることが大切です。
自信を持って「自分は運がいい」と答えましょう。
「なぜ運がいいのか」と重ねて質問されたときは、ささいなことでよいので、運がいいことを挙げます。
「大学受験がうまく突破できたこと」
「素晴らしい友人がいること」
「たくさん勉強できる機会に恵まれていること」
「御社と出会えたこと」
「今、無事に生きていること」
ささいなことでかまいません。
むしろささいなことを挙げたほうが、小さなことにも感謝している様子がよく伝わります。