「なぜ今日、そのネクタイを選んだのですか」
「その私服を選んだ根拠を教えてください」
ファッションに関する質問も、面接ではよくあります。
特にアパレル業界は、ファッションセンスが要求される仕事のため、聞かれやすいと考えていいでしょう。
この質問の意図は、応募者のファッションセンスや性格の確認です。
ファッションは見てわかることですが、選んだ根拠をきちんと知るため、あえて質問します。
まず、回答で避けたほうがいいのは、方針のない回答です。
「適当に選んだ」「特に意味はない」などの回答では、何のアピールにもなりません。
ささいなことでもいいですから、選んだ根拠をきちんと答えましょう。
「御社のイメージに合わせて、清潔感のある服装を選びました」
「御社のコーポレートカラーに合わせて、ネクタイの色を選びました」
「これから社会に出る者として、真っ白な気持ちでいたいため、シンプルな服装でまとめました」
理由があれば、きちんと考えて服装を選んでいることがわかり、ファッションセンスを評価してくれるでしょう。
少し変わったファッションであっても、意味やテーマがあるなら、面接官も理解してくれるはずです。
私服での面接では、上下のコーディネートに注目が集まります。
聞かれたとき、スマートに答えられるようにしておくといいでしょう。