執筆者:水口貴博

中学生がしておきたい30のこと

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中学生が大人向けの本を読むのは、おかしいことではない。

中学生が大人向けの本を読むのは、おかしいことではない。 | 中学生がしておきたい30のこと

中学生のころ、本屋でぶらぶらしていると、目にとまった1冊がありました。

「超能力」というテーマを扱った本でした。

大人向けの本であり、小さな字で200ページ以上もある本でした。

私は「超能力」というキーワードに、強く心を引かれました。

本をめくると、興味を引かれるテーマがたくさん書かれています。

「何だろう。どうしても知りたい。読みたい」と思い、落ち着いていられなくなりました。

恥ずかしいですが「この本を読めば、超能力が使えるようになるかもしれない」と期待もありました。

買ってしまいました。

家に帰って読むのですが、大人向けであるため、読めない漢字や表現がたくさん出てきます。

しかし「超能力のことを知りたい」という欲求が強かったため、わからない言葉があっても、意地で読み進めました。

学校の勉強で辞書を引くのが面倒でも、超能力のためなら、辞書が引けるのです。

読み終わったとき、残念ながら超能力は使えませんでしたが、自分の世界がぐっと広がりました。

こういうことが、中学時代、何度かありました。

ほかにも夢中になったテーマがあります。

「速読」「人生論」「精神世界」などです。

どれも大人向けの本でしたが、気にせず、とにかく興味の向くままに読んでいました。

今になって思えば、そういう大人向けの本が、私の学習意欲を高めてくれたと感じています。

中学生にぜひ読んでほしいのが、大人が読む本です。

本屋に行って、大人が読む本を読んでみましょう。

大人向けの本は、中学生が読んでもいいのです。

読みたい気持ちがあれば、本の対象年齢は関係ありません。

強く興味を引かれた本は、内容が難しくても、意外に読めてしまいます。

興味の向くまま読んでいれば、いつの間にか、あなたの学習能力を高めてくれるに違いありません。

中学生のうちに読んでおくから、年齢以上の成長ができるのです。

中学生がしておきたいこと(24)
  • 大人向けの本を、読んでみる。
自分の部屋にもかかわらず、掃除を親任せにしていませんか。

中学生がしておきたい30のこと

  1. さあ、思春期が始まった。
    中学生は、心も体も急成長する時期。
  2. 勉強につまずき始めるのは、中学生から。
  3. 中学時代、一番力を入れて勉強したいのは、国語。
  4. 役立たないのではない。
    まだ、役立つ場面がないだけ。
  5. 偉人の伝記を、10冊は読んでおきたい。
  6. 親に口答えしても、もっとうるさくなるだけ。
  7. どんなに親がうっとうしくても、食事だけは一緒に過ごす。
  8. 先生は、敵にするより、味方にする。
  9. 多感な中学生は、嫌な言葉を聞き流す力が必要。
  10. いらいらしたときは、100メートルダッシュ。
  11. 好きな人の前に出なければ、有意義な中学生活は始まらない。
  12. 好きな人は、けなすより、褒めて振り向かせる。
  13. 恋愛への第一歩は、異性と一緒に帰ること。
  14. 親が言う前に行動するから、生活が楽しくなる。
  15. 友人の家に泊まる経験をするから、中学生らしく成長できる。
  16. 友人は、少なくてもいい。
  17. 新聞は、小さな記事を1つ読むだけでいい。
  18. 外国語の歌が歌えるようになると、見える世界が変わる。
  19. 人に理解されない趣味を、1つ持つのが、中学生の仕事。
  20. 部活動に燃える人ほど、中学生活が充実する。
  21. にきびは、敵でもあり、味方である。
  22. 親と一緒に投票所に行って、選挙の様子を見る。
  23. 字幕付きの映画には、頭をよくする効果がある。
  24. 中学生が大人向けの本を読むのは、おかしいことではない。
  25. 自分の部屋にもかかわらず、掃除を親任せにしていませんか。
  26. もっとお小遣いが欲しいときの正攻法。
  27. 家族旅行は、子どもからせがむもの。
  28. 親を家族旅行に説得するときの、必殺のキーワード。
  29. 批判する人の、本当の目的は、ストレス発散と優越感。
  30. 生徒代表の挨拶は、自分を変えるチャンス。

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