「私服とパジャマが、あまり変わらない」
そういう声を耳にします。
私服をパジャマの代わりにしている人がいるのです。
たしかに私服もパジャマも、どちらも服ではあります。
私服でも、十分に素材のいいものがあります。
しかし、やはり背中のにきび改善を考えるなら、私服のまま寝るのはよくありません。
肌触りや見た目がよければいいわけではありません。
寝るときに、ふさわしい服装かどうかです。
日中に着た私服のまま寝てしまうと、どうなるでしょうか。
日中に着ているわけですから、すでに垢や汗でかなり汚れていることでしょう。
それをパジャマの代わりにすると、睡眠中にかく汗や皮脂でさらに汚れ、背中のにきびを悪化させるのです。
私服の種類によっては、ナイロン、ポリエステル、毛糸、アクリルなどの素材があります。
こうした素材は、あまり汗を吸収してくれません。
汗を吸収しにくいというのは、汗で背中が汚れやすいということです。
その結果、背中のにきびを悪化させてしまいます。
寝るときは、きちんとパジャマに着替えるのが一番です。
汗をよく吸い取ってくれますから、清潔な状態を維持しやすくなるのです。