背中は、顔とは違い、普段隠れている場所です。
背中のにきびは、顔のにきびに比べて、治療の優先度が下がりやすい傾向があります。
服を脱がなければ、他人に見られることはありません。
隠れている場所ですから、にきびがあっても、ほうっておきやすい場所です。
ほうっておくだけなら、まだいいほうです。
問題なのは、つぶしてしまう行為です。
「どうせ見えないし、つぶしてもいいだろう」
背中は普段隠れているため、軽い気持ちでつぶしてしまう傾向があります。
軽い気持ちであるため、背中のにきびをつぶす自分にすら、気づかないこともあります。
そういうときにチェックしてほしいのが、身につけているシャツです。
出血の跡が残っていませんか。
出血の跡が見られるなら、にきびをつぶしている証拠です。
自分ではつぶしていないと思っても、シャツに出血の跡があれば、疑いのない証拠です。
その行為が、にきびを悪化させたり、完治の妨げになっていたりするのです。
「背中で隠れている場所だから」
もし、そんな気持ちに思い当たるふしがあれば、要チェックです。
「見えない。隠れている」という油断が、背中のにきび治療を妨げてしまいます。
背中でも、にきびをつぶさないことが大切です。
普段見えない背中のにきびとはいえ、軽い気持ちでつぶさないようにしよう。