ほとんどのブランドでは、化粧水と乳液などがシリーズになっています。
メイクで使う化粧品なら、ブランドが異なっていても、腕がよければ、それなりに整えられます。
メイクは基本的に、描くものだからです。
腕とセンスがよければ、それなりの結果を出せます。
画家の腕さえよければ、どんな絵の具を使っても、きれいな絵を描けるのと同じです。
しかし、化粧水、乳液、美容液などは違います。
顔に描くメイクとは違い、化粧水などは肌に浸透させて、効果を出すものです。
その効果のために必要な成分が厳選され、特殊な技術が使われています。
技術には、そのブランドしか使えない「特許」が使われていることもあります。
化粧水、乳液、美容液は、組み合わせることで、効果が最大限に発揮する前提で作られています。
異なるブランドを使っても、肌にトラブルが出にくいでしょうが、化粧品の効果が出にくくなる可能性は考えられます。
ブランドがうたう「美白」や「アンチエイジング」などの効果を期待するなら、やはりブランドを統一させるほうが賢明です。
ブランドを統一させていれば、化粧水、乳液、美容液にも同じ成分や技術が使われているはずですから、効果は断然アップします。
特別な理由がないかぎり、基本的にまずブランドを統一させるようにしましょう。