執筆者:水口貴博

スキンケアの30の基本

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スキンケア用品は、使い終わったら、すぐ蓋を閉める。

スキンケア用品は、使い終わったら、すぐ蓋を閉める。 | スキンケアの30の基本

細菌やウイルスなどの微生物は、栄養の供給源さえあれば、どこにでも存在します。

地面の上や机の上だけではありません。

何もないように見える空気中にも、実はいろいろな菌が浮遊しています。

これを「空中浮遊菌」と呼びます。

風邪を引くのも、ウイルスが飛び回っているせいです。

花粉症で悩まされるのも、花粉が空気中を飛び回っているからです。

目に見えませんが、確実に存在しています。

鼻や口から吸っても、私たちの免疫システムによって退治するので、大きな問題になることはありません。

問題は、化粧品です。

化粧水や乳液の蓋を、開けたままにしていませんか。

蓋を開けたままにしていると、空気中の菌が化粧品の中に入り込んで、品質を落としてしまう原因になります。

空気に触れることは、酸化を促す要因です。

特に気をつけたいのが、浴室です。

便利だからと思い、浴室にスキンケア用品を置いている人も多いことでしょう。

湿りやすい浴室は、菌が繁殖しやすいため、数多くの菌が浮遊しています。

高温多湿という菌にとって絶好の条件は、化粧品にとって最悪の条件です。

浴室で、化粧水や乳液を使うとき、蓋の開け閉めをするときに、菌が入りやすくなります。

あっという間に劣化して、カビが生えてしまうのです。

いくら防腐剤が入っていても、高温多湿の条件では、効き目が半減します。

化粧品を使い終わったら、すぐ蓋を閉めましょう。

こまめな手間によって、化粧品の高い品質を保つことができるのです。

スキンケアの基本(24)
  • 化粧水や乳液は、出し終わったらすぐ蓋を閉める。
化粧水や乳液は、浴室に置かない。

スキンケアの30の基本

  1. 自分の肌の特徴を、説明できますか。
  2. 肌のタイプは、大きく分けて4種類ある。
    あなたはどのタイプ?
  3. 肌質は、ティッシュ1枚で、確認できる。
  4. 肌の基本的な3層構造を、正しく理解する。
  5. 肌の新陳代謝とは、どういう意味なのか。
  6. スキンケアの第1は、手洗いから始める。
  7. スキンケアの基本は、5つのステップ。
  8. クレンジングは、肌が濡れていない状態で使う。
  9. クレンジング料はタイプによって、洗浄力も大きく異なる。
  10. クレンジングは、メイクが完全に落ちるまで続ける必要はない。
  11. 洗顔は、朝も必要。
  12. 洗顔には、理想の順番がある。
  13. 洗顔にかける時間の目安は、およそ1分。
  14. 肌に合った洗顔料を選ぶ目安。
  15. ぬるま湯の適正温度は、肌質によって異なる。
  16. 泡立ちこそ、この世に存在する、最高の洗顔用具。
  17. 洗顔で、ごしごし洗うのだけは、絶対にダメ。
  18. コットンの持ち方という基本的なことを抜け落としていませんか。
  19. 化粧品を上手に選ぶための3ステップ。
  20. 洗顔後、化粧水をつけるベストタイミング。
  21. 化粧品は生ものである。
    化粧品の辞書に「保管」という文字はない。
  22. 化粧水をつけるとき、手を使うべきか、コットンを使うべきか。
  23. 化粧水も乳液も、手で押さえるようになじませるのが一番。
  24. スキンケア用品は、使い終わったら、すぐ蓋を閉める。
  25. 化粧水や乳液は、浴室に置かない。
  26. 化粧品にも、消費期限が存在する。
  27. 私たちがつける化粧品の量のほとんどは、少なすぎる。
  28. 化粧品のブランドは、統一させたほうが、効果が現れやすい。
  29. 化粧水や乳液は、むらなく塗りつつ、顔に均一には塗らない。
  30. あなたはスキンケアに、どのくらい時間をかけていますか。

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