とある交流会でたくさんの人と交流しようと思い、ある作戦を思いつきました。
最初に食事を済ませ、食事を完全に終えてから、交流をしようと思ったのです。
皿・カトラリー・グラスなどを持つ手間から解放され、人との交流に専念できるだろうと思ったのです。
理論上は、うまくいくはずでした。
しかし、結果は大失敗でした。
最初に食事を終えてしまうと、おなかがいっぱいになり、動きにくくなりました。
しかも不思議なことに、なぜかおなかがいっぱいになると眠くなる。
立っているのがやっとで、猛烈に座りたくなるのです。
そもそも椅子は、疲れている人や年配者へ優先するものです。
おなかがいっぱいで眠いので、椅子に座るのもかっこ悪い。
満腹のせいで頭がぼうっとして、交流の余裕ができるどころか、なくなってしまった。
とんだ、大失敗でした。
情けない話です。
その後この失敗経験から、食事は周りの雰囲気に合わせ、ゆっくり進めるようになりました。
たとえおなかがすいていたとしても、最初から料理を勢いよく食べると、私のように失敗します。
オードブルからゆっくり始め、周りの雰囲気とペースを合わせるくらいが一番です。
知らない人と一緒に食事をしながらのため、交流もしやすくなり、話も弾みやすくなるのです。