執筆者:水口貴博

立食パーティーの30のマナー

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食事で元を取ろうとする考え方は、卒業する。

食事で元を取ろうとする考え方は、卒業する。 | 立食パーティーの30のマナー

立食パーティーへの参加には、お金がかかるのが一般的です。

しかも場合によっては、結構な参加費を取られます。

立食パーティーでは基本的に食べ放題であるため、料金が少し高くなってしまうのは当然です。

「高い立食パーティー代を払ったのだから、元を取ってやるぞ」

ときどき、お金の元を取ってやろうと、一生懸命料理を食べている人を見かけます。

もちろん食べまくっていけないわけではありません。

しかし、食べて元を取ろうとすると失敗します。

そもそも元を取っても仕方ないのです。

仮に、たくさん食べて、元を取れたと考えてみましょう。

それは、普通に食事をしているのと変わらなくなる。

プラス・マイナス・ゼロです。

そもそも食事で元を取ろうとしていることがよくありません。

元を取ろうとする方向性が間違っています。

本当に元を取ろうとするなら「食べ物」ではありません。

「出会い」です。

立食パーティーの参加費は「食べ物」に対して支払っているのではなく「出会い」に対して支払っているお金です。

積極的に知らない人に話しかけて、人脈を広げたり、人間関係の仲を深めたりします。

時には、新しいビジネスチャンスにつながるような出会いもあるはずです。

時には、恋愛に発展するような出会いもあるでしょう。

そういう出会いを求め、実現できたとき、本当に「元が取れた」と言えるのです。

立食パーティーのマナー(19)
  • 食事で元を取るのではなく、出会いで元を取る。
立食パーティーの立ち位置で気をつけたい3つの場所。

立食パーティーの30のマナー

  1. 簡単そうで、奥が深い立食パーティーのマナー。
  2. 重い荷物は、クロークに預ける。
  3. 会場に入るやいなや、いきなり食事に向かわない。
  4. 主催者に小さな手土産を持っていくと、喜ばれる上、印象がよくなる。
  5. 飲み食いしながら、会場を歩くのはマナー違反。
  6. 立食パーティーの成功の鍵を握るのは、服装より靴。
  7. 立食パーティーでは、いきなり知らない人に話しかけても、好意的に捉えてもらいやすい。
  8. 最低でも1人は、知らない人に話しかけたい。
  9. 難しく考えすぎない。
    まず隣人に話しかけよう。
  10. 立食パーティーで面識がない人とは「主催者との関係」という切り口から会話を始めればいい。
  11. 話が合わない人と、無理に話し続ける必要はない。
  12. 早めに到着すれば、主催者との会話の余裕が生まれる。
  13. 人との交流が苦手なら、まずアルコールを少し口に含める。
  14. きちんと人との交流ができているなら、食事を食べなくてもいい。
  15. 立食パーティーでは、遅刻しても叱られない?
  16. 主催者から全体に向けた話の最中は、皿もグラスもテーブルに置くこと。
  17. 椅子を使うときに気をつけたい3つのマナー。
  18. 自分のグラスを見失わないためのさりげない工夫。
  19. 食事で元を取ろうとする考え方は、卒業する。
  20. 立食パーティーの立ち位置で気をつけたい3つの場所。
  21. 「なるほど。
    これは持ちやすい!」持ちやすさを重視した皿の盛り方。
  22. これは使える!グラスの持ち方で、印象がうんとアップ。
  23. したたり落ちる水滴。
    冷たい飲み物が入ったグラスの対処法とは。
  24. 仲を深めようと、最初からプライベートな話題に首を突っ込まない。
  25. 片手で、皿とグラスを上手に持つ方法。
  26. 誰の邪魔もしていないからとはいえ、壁際でじっとしているのはマナー違反。
  27. 面白くないから、じっとしているのではない。
    じっとしているから、面白くないのだ。
  28. 「料理」と「雰囲気」は、交流会に参加するすべての人に共通する話題。
  29. 余裕を作るつもりが、逆になくしてしまった、私の作戦失敗例。
  30. 早めに帰る際は、大げさに挨拶しないこと。

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