知らない人に話しかけるときには「共通の話題」から入るのがポイントです。
「それはわかっている。共通の話題がうまく見つからないから困っている」
たしかにそうですね。
「共通の話題」というのは抽象的です。
もう少し具体的な話題に絞っていきます。
キーワードは「料理」と「雰囲気」です。
立食パーティーでは、必ず料理が登場します。
ビュッフェ形式ですから、多種多様な料理が登場することでしょう。
その料理を話題にすればいいのです。
料理は、会場にいるすべての人にとって共通の話題になります。
たとえば、次のような言葉で話しかけてみましょう。
「おいしそうな料理が並んでいますね」
「おいしそうなデザートですね」
「このパスタ、おいしいですよ」
「料理の種類が多くて、迷ってしまいますね」
料理を中心にした話題なら、スムーズに話しかけることができるのです。
会場には、独自の雰囲気があります。
会場の広さ、明るさ、人の盛り上がり方など、会場の雰囲気は、交流会に参加しているすべての人にとって共通の話題になります。
次のような、当たり障りのない話題で十分です。
「会場は大盛況ですね」
「大きな会場ですね」
「きれいな会場ですね」
雰囲気をネタにすれば、スムーズに話しかけることができるのです。