執筆者:水口貴博

立食パーティーの30のマナー

26

誰の邪魔もしていないからとはいえ、壁際でじっとしているのはマナー違反。

誰の邪魔もしていないからとはいえ、壁際でじっとしているのはマナー違反。 | 立食パーティーの30のマナー

「つまらない」

「面白くない」

「早く帰りたい」

交流会では、誰とも話をせず、壁際で1人、じっとしている人をときどき見かけます。

女性なら、こういう状況を「壁の花」と呼びます。

何らかの事情で気が乗らないまま出席している人に、よく見かけられる光景です。

誰の邪魔もしていないから、壁際で立っているくらいいいだろうと思いますが、よくないのです。

「雰囲気」というものがあります。

壁の花は、人と人とが交流する雰囲気を壊してしまいがちです。

いかにも「暇だ」「つまらなさそう」という雰囲気は、人と交流する温かい場が冷めてしまいます。

一生懸命、場を盛り上げたり温めたりしている主催者に失礼です。

また、体調が悪いのではないかと、周りの人を心配させてしまいます。

もし体調が悪いなら椅子に座って休憩です。

どうしても気分が乗らないようなら、会場から出たほうがいい。

何の邪魔にもなっていないからとはいえ、壁際でじっとするのはマナー違反です。

交流会に出席するからには、壁際でじっとせず、できるだけ積極的に多くの人に話しかけるようにしましょう。

立食パーティーのマナー(26)
  • 壁際でじっとするのは、やめる。
面白くないから、じっとしているのではない。
じっとしているから、面白くないのだ。

立食パーティーの30のマナー

  1. 簡単そうで、奥が深い立食パーティーのマナー。
  2. 重い荷物は、クロークに預ける。
  3. 会場に入るやいなや、いきなり食事に向かわない。
  4. 主催者に小さな手土産を持っていくと、喜ばれる上、印象がよくなる。
  5. 飲み食いしながら、会場を歩くのはマナー違反。
  6. 立食パーティーの成功の鍵を握るのは、服装より靴。
  7. 立食パーティーでは、いきなり知らない人に話しかけても、好意的に捉えてもらいやすい。
  8. 最低でも1人は、知らない人に話しかけたい。
  9. 難しく考えすぎない。
    まず隣人に話しかけよう。
  10. 立食パーティーで面識がない人とは「主催者との関係」という切り口から会話を始めればいい。
  11. 話が合わない人と、無理に話し続ける必要はない。
  12. 早めに到着すれば、主催者との会話の余裕が生まれる。
  13. 人との交流が苦手なら、まずアルコールを少し口に含める。
  14. きちんと人との交流ができているなら、食事を食べなくてもいい。
  15. 立食パーティーでは、遅刻しても叱られない?
  16. 主催者から全体に向けた話の最中は、皿もグラスもテーブルに置くこと。
  17. 椅子を使うときに気をつけたい3つのマナー。
  18. 自分のグラスを見失わないためのさりげない工夫。
  19. 食事で元を取ろうとする考え方は、卒業する。
  20. 立食パーティーの立ち位置で気をつけたい3つの場所。
  21. 「なるほど。
    これは持ちやすい!」持ちやすさを重視した皿の盛り方。
  22. これは使える!グラスの持ち方で、印象がうんとアップ。
  23. したたり落ちる水滴。
    冷たい飲み物が入ったグラスの対処法とは。
  24. 仲を深めようと、最初からプライベートな話題に首を突っ込まない。
  25. 片手で、皿とグラスを上手に持つ方法。
  26. 誰の邪魔もしていないからとはいえ、壁際でじっとしているのはマナー違反。
  27. 面白くないから、じっとしているのではない。
    じっとしているから、面白くないのだ。
  28. 「料理」と「雰囲気」は、交流会に参加するすべての人に共通する話題。
  29. 余裕を作るつもりが、逆になくしてしまった、私の作戦失敗例。
  30. 早めに帰る際は、大げさに挨拶しないこと。

同じカテゴリーの作品

1:46

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION