フォーマルなレストランでは、髪の毛を触りながら食事をしないのがマナーです。
基本マナーですね。
「そうは言っても、長い髪はどうしても気になる」
いいえ、問題の本質はそこではありません。
髪の毛を触りながら食事をする人の、本当の問題点は別のところにあります。
「髪が気になる」という裏に隠れた、別の意味に気づきましょう。
まっすぐと背筋が伸びているとき、長い髪は気になりませんね。
気になるのは、前かがみで髪が垂れてきたときです。
つまり「髪が気になる」と思っているということは「悪い姿勢で食事をしている」証拠なのです。
食事中、長い髪が気になっているなら、自分の姿勢に注意を向けてください。
おそらく前かがみの姿勢になっているはずです。
前かがみになり、食事をするのはマナー違反です。
それが髪の毛をいじりながら食事をしてしまう、本当の原因なのです。