執筆者:水口貴博

給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

9

どんなにおいしいワインも、適量を超えると、味がわからなくなる。

どんなにおいしいワインも、適量を超えると、味がわからなくなる。 | 給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

ワインの量に迷ったら、少ない量を目安にオーダーするのがおすすめです。

最初に大量のアルコールをオーダーしてしまうと「飲みきらなければ!」という切迫感が生まれます。

ワインをボトルでオーダーするのもいいですが、好きなだけ飲めるという状況がいいとは限りません。

アルコールは適量ならいいのですが、飲みすぎると、礼儀やマナーが悪くなりがちです。

テーブルマナーを乱したり、同席者との会話がぎくしゃくしたりします。

二日酔いをすることもあるでしょう。

どんなにおいしいワインも、適量を超えると味がわからなくなります。

舌の感覚が鈍くなり、おいしさもわからなくなります。

おいしいと感じるのは適量を守っているからです。

アルコールの量に迷ったら、少なめでオーダーするといいでしょう。

「少し足りないな」と思っているうちが一番おいしい。

足りないと感じるからこそ、価値が浮き彫りになります。

どうしても足りなければ、追加でオーダーすればいいのです。

切迫感に追われることもなく、飲みすぎる心配もなくなります。

おいしさを保ちながらアルコールを楽しめます。

給仕や料理人に喜ばれるテーブルマナー(9)
  • アルコールの量は「控えめ」で、オーダーする。
給仕やソムリエの質は、料理以上に引かれる魅力になる。

給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

  1. レストランの当日予約は、できるだけ控えること。
  2. 刺そうにも刺せず、すくうにもすくえない。
    グリーンピースの上手な食べ方。
  3. 読み終わったコースのメニュー表は、広げたままテーブルに置かない。
  4. 食事の場で、化粧直しをしてはいけない。
  5. フォーマルなレストランに、塩やコショウが置いていない理由。
  6. フォーマルなレストランで目撃した、とある光景。
  7. やむなく先に食べなければいけない状況で、しなければいけないこと。
  8. 客層は、レストランの本質を映し出す鏡だ。
  9. どんなにおいしいワインも、適量を超えると、味がわからなくなる。
  10. 給仕やソムリエの質は、料理以上に引かれる魅力になる。
  11. 髪の毛を触りながら食事をする人の、本当の問題点。
  12. パスタは本来、フォークのみで食べるもの。
  13. サラダの上手な食べ方。
  14. テーブルマナーの達人は、時計を外してから食事をする。
  15. 困ったときは、自分で判断したり行動したりしない。
  16. 緊張するところではない。
    ただ慣れていないだけ。
  17. レストランは、品性を磨くための学校だ。
  18. メニューを見て、3分以上迷わない。
    一瞬の判断は、運命の出会いと同じだ。
  19. フォーマルなレストランで、1人で食事ができるなら、何でもできるはずだ。
  20. 失敗は、表情で決まる。
  21. テーブルマナーは、手品と同じだ。
  22. 一皿ずつ出てくるコース料理に込められた、3つの深い意味。
  23. 美しいマナーによって、相手を魅了させる。
    口説きと同じだ。
  24. ワインは、グラスの持ち方を変えるだけで、味が変わる。
  25. ソムリエは「おすすめはありますか」という一言で、やる気を出し始める。
  26. おごってくれようとする人に対して頑固に断り続けるのは、逆に失礼だ。
  27. レストランのフルコースで、中座するときのベストタイミング。
  28. ワインの予算を、声に出さずに伝える方法。
  29. テーブルマナーを身につけるのは、ブランド品を身につけるのと同じ。
  30. テーブルマナーとは、命を捧げてくれる動植物に対する、最低限のマナー。

同じカテゴリーの作品

1:39

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION