執筆者:水口貴博

テーブルマナーの達人が心がける30の心得

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フォーマルなレストランで別々の会計は、マナー違反。

フォーマルなレストランで別々の会計は、マナー違反。 | テーブルマナーの達人が心がける30の心得

カジュアルなレストランでは、レジやテーブルのところで、お会計を別々にする光景がよく見られます。

友人と大勢でレストランへ行き、食後、それぞれが自分の分の会計を済ませます。

5人のお客さんがいれば、給仕は5回、会計をしなければいけません。

これは結構手間です。

時間もかかります。

給仕は会計に手を取られている間、ほかのお客さんへの対応がおろそかになったり、食事のサーブが遅れたりしてしまいます。

こういうお客さんは、配慮が足りない人です。

別会計での支払いを選択するのは、自分にとって都合がいいでしょうが、給仕やほかのお客さんは迷惑です。

そういう態度、そういう姿勢を見せている時点で、エレガントではありません。

フォーマルなレストランでは、基本的に会計を別々にするのは、マナー違反です。

別々に会計ができないわけではありませんが、給仕に手間をかけさせてしまうのはスマートではありませんね。

たとえ、お客さんがまばらで、給仕に余裕がある様子であったとも、やはり1回で済ませるべきです。

割り勘の場合、お互いの分の金額を出し合って、会計は1回にまとめるようにしましょう。

もしくは、代表者が会計を済ませ、レストランを出てから精算するのもいいでしょう。

1回で終わらせられるところは、1回で終わらせる。

無駄な行動をしないのが、スマートなのです。

テーブルマナーの達人が心がける心得(30)
  • フォーマルなレストランでは、会計は1回で済ませる。
まとめ

テーブルマナーの達人が心がける30の心得

  1. テーブルマナーの上級者への道のりは、短い。
  2. レストランの予約は、面倒とはいえ、しないほうがもっと面倒なことになる。
  3. 大きめの荷物やコートは、クロークに預けるのがマナー。
  4. 案内されたテーブル席に座るときは、左側から。
  5. テーブルマナーにたけた人の皿には、1滴のスープも残らない。
    どうやっているのか。
  6. 食事がいっそうおいしくなるよう、できるだけ明るい話題を心がける。
  7. 上級者は「すみません」「落とす」という言葉は、あえて使わない。
  8. 食事中のげっぷ・くしゃみ・おならを少しでも防ぐ方法。
  9. 熱い飲み物を飲むとき、一口目は軽く口をつけて、熱さを確認。
  10. レストランで露骨なお金の表現は、できるだけ避ける。
  11. ステーキとライスを楽に食べる方法。
  12. 知らない人が多い、ナイフレストが登場したときのマナー。
  13. テーブルマナーの上級者は手を挙げずに、給仕を呼べる。
    その方法とは。
  14. 苦手な食べ物があるときの上手な対処法。
  15. 給仕との会話は、料理の味をより引き立てるためにある。
  16. 朝食や昼食を10分以内で食べ終えてしまう人が注意したい食べ方。
  17. 噛んでいる途中で、次の一口を口にしない。
  18. 食事は量ではない。
    噛む回数と時間だ。
  19. ささいなマナー違反は、見て見ぬふりをするのがエレガント。
  20. 「何だかこの人と一緒にいると話しやすい」そんな人が心がけている、見えない気遣い。
  21. サラダがフォークに刺さらないときの解決法。
  22. おなかがすいていない状況で料理を食べるとき、心がけたいこと。
  23. マナー違反もマナーになる場合がある?
  24. 食とマナーを大切にする人は、肉の一口目に、レモンや調味料をあえて振りかけない。
  25. 残すことがわかっているなら、量を少なくオーダーするのがエレガント。
  26. 口元の汚れを拭いたと思われない、上手な工夫。
  27. 女性から一目置かれる、かっこいい会計の済ませ方。
  28. テーブルマナーの上級者は、現金による支払いを嫌がる。
  29. お会計は、手のひらに文字を書くポーズで伝えることができる。
  30. フォーマルなレストランで別々の会計は、マナー違反。

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