コース料理では、取って付きのカップに入った飲み物が出てくることがあります。
カップスープ型の食べ物や飲み物です。
また、デザートにホットコーヒーが出る場合もあるでしょう。
基本的に取っ手があるものは、取っ手をつかんで持ち上げ、直接口をつけて飲んでもいいものです。
そのとき、いきなり飲むと、思ったより熱くて困ったことはありませんか。
熱いからとはいえ、一度口に入れたものを吐き出すわけにはいきません。
熱い飲み物は、いきなり一口目から飲むものではありません。
最初は、口を軽くつけるだけにしましょう。
熱い飲み物の一口目は「飲む」のではなく「熱さの確認」からです。
口先につけた状態から、おおよその温度を確かめられるはずです。
こうすれば、自然な飲む動作とともに、温度を確認できます。
もし熱すぎるとわかれば、しばらく時間が経ってから飲むようにしましょう。
スプーンでかき混ぜると、空気と触れやすくなるため冷めるのが早くなります。